2021年5月16日

雫の季節になった(ポピーとバラ)

今年の季節ものは10日から14日ほど早いような気がします。バラは5月上旬がピークでしたので、次の紫陽花まで谷間の期間になってしまいそうです。

雨の休日なら昨年から少し真剣に始めた「雫撮影」を楽しめます。有料の庭園で三脚を使うわけにはいかず、来園者が多そうな公園も厳しいです。

そこで雨だと来訪者が激減する撮影地に行くことにしました。

行先は岡崎市の奥殿陣屋です。年間通していろんな花が咲くので、撮影機材のテストとか花の撮影の練習にはちょうど良いです。

5月16日


ポピーが良い感じに満開になっています。

撮影機材は土砂降りでもへっちゃらコンビです。
・OLYMPUS OM-D E-M1X
・M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
・OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


雫撮影の難しい点は、良い感じの雫をいかに探すかです。「強度近視+老眼」だとこれまた非常に困難な作業です。眼鏡を掛けていると雫の中が見えない。眼鏡を外すと超接近しないと何も見えない。


高さや角度を僅かに変えるだけで雫の中の景色が変わりため、肉眼で「ここだ!」と見つけてもカメラでそれを捉えることができなくて、少しばかりイライラしてきます。そして僅かな風でも撮影に影響するので、納得いくまで何度も撮り直します。


雫狙いはマクロレンズの出番ですが、このように撮るなら「40-150mmPRO」が最適です。


こんな感じで機材も撮影者も雨に濡れながら撮ります。


ドアップで撮れば良いわけではないので、バランスを考え始めると終わりなき撮影になってしまいます。


「E-M1X + 40-150mm F2.8 PRO」だとこんな感じになります。「40-150mm F2.8 PRO」の重量バランスを考えると「E-M1 MarkIII」よりも「E-M1X」との組み合わせが良いです。


今度は限界まで超接近撮影。


雫の形が良くても景色が「うーん」という場合が多いので、チャレンジあるのみですね。