2022年9月5日

花遊庭の九月「微妙な季節」2022年版

「花遊庭には毎月欠かさずに訪問」のつもりがいつの間にか九月になってしまいました。新しいレンズを購入したので、花遊庭までの往復ウォーキングを再開です。

9月4日

撮影機材
・FUJIFILM X-T4
・TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD

明るい標準ズームレンズ「TAMRON 17-70mm F/2.8」のワイド端の写りが良いことは最初の試し撮りで実感できましたが、テレ端がイマイチでは「XF16-80mmF4 R OIS WR」に対するアドバンテージがありません。「F/2.8」のために大きくて重くなっただけでは、出番が激減してしまいます。


実焦点距離17mm,f/2.8,1/1500秒,ISO320
ワイド端ならこの距離の被写体もハッキリクッキリです。


実焦点距離70mm,f/2.8,1/280秒,ISO160
テレ端も背景ボケは良い感じです。


実焦点距離17mm,f/2.8,1/220秒,ISO160


実焦点距離17mm,f/2.8,1/500秒,ISO160


実焦点距離70mm,f/2.8,1/1100秒,ISO160
ピクセル等倍で重箱の隅チェックをしなければテレ端でも良い感じに写っています。


実焦点距離17mm,f/3.2,1/1000秒,ISO160
ここは中途半端な「f/3.2」になっています。デフォルトだと拡大表示と絞り設定が「リアコマンドダイヤル」に割り当てられているため、拡大表示をするときに絞りを変更していたようです。被写界深度が浅いため、ワイド端で近接撮影するなら「f/4.0」辺りまで絞った方が良いのかもしれません。


実焦点距離70mm,f/2.8,1/120秒,ISO160


実焦点距離17mm,f/5.6,1/42秒,ISO160


実焦点距離35mm,f/2.8,1/550秒,ISO160
ここだけはワイド端でもテレ端でも中途半端な構図になってしまうため、換算50mm辺りで撮影。


実焦点距離17mm,f/2.8,1/220秒,ISO160


実焦点距離17mm,f/2.8,1/120秒,ISO160
ここはテレ端でも撮りましたがワイド端を採用。やはり「TAMRON 17-70mm F/2.8」はワイド端を使いたくなるレンズです。


実焦点距離70mm,f/2.8,1/100秒,ISO160
テレ端の近接撮影はキレのなさを感じるため、歪ませたくない場合のみの使用になります。


実焦点距離70mm,f/2.8,1/1000秒,ISO160
テレ端だと超接近撮影ができないため、「主役の花をドアップで背景を完全にボカして」はできません。


実焦点距離17mm,f/2.8,1/1250秒,ISO160
テレ端で中途半端になるなら、ワイド端で主役を強調させながら賑わいがある背景処理をすると楽しいです。

次回は「XF16-80mmF4 R OIS WR」との直接対決の予定です。「TAMRON 17-70mm F/2.8」が全域キレッキレなら対決させなくても「XF16-80mmF4 R OIS WR」を売却させるつもりでしたが、現時点では微妙な雰囲気にあります。