2021年8月9日

三度目の正直「FUJIFILM X-T4 XF16-80mmレンズキット」購入。

「ちょっとだけFUJIFILM機を使ってみたい」という欲望に負けて、昨年の年初に「FUJIFILM X-T20」を購入。いろいろ試して7月末にXマウントの機材を全て売却。しかし、「やっぱりもう一度使ってみたい」で9月中旬に「X-E3」購入するも「ボディ側に手振れ補正がないのでダメだ」と結論に達して僅か1ヶ月で再びXマウントの機材を全て売却。

2度の「ちょっとだけFUJIFILM機を使ってみたい」の実質の出費額は早めに売却したことで115000円で済みました(※小物類除く)。といってもちょっと試す費用としてみれば115000円は結構な金額です。

そんなこんなで「FUJIFILM機」を諦めたわけですが、そのタイミングで「X-S10」が登場。1年早く発売してくれたら余分な散財を防げたのに…

さて、いつ「X-S10」を買うかという話ですが、買っても出番はあるのだろうかといつもながらの堂々巡り。それに加えて「やっぱり光学ファインダー機も欲しい」という妄想が再び出てきて「PENTAX K-1 Mark II」が気になります。

冷静に考えると、「X-S10」は防塵防滴仕様でもなく、見た目も安っぽいので、本当に「ちょっとだけFUJIFILM機を使ってみたい」という役目になりそうです。そのためにレンズを増やすのも頭が痛いです。

どうせなら「X-T4」だろうかと考えてみると「あれ?」となんだか閃きました。

現状「α7III」の出番が非常に少ないです。今のところ「Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM」を使いたいときと、仕事で物撮りを頼まれた時にしか「α7III」を使っていません。

なんと、もったいない。レンズを大量に処分したので「α7III」で使うレンズは3本しか残っていません。

お気に入りの「Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM」は別として、残りの2本に未練はありません。

ポチポチとマップカメラで下取り価格を調べてみると「これはいけるかも」となり、さらに「FUJIFILM X-T4 XF16-80mmレンズキット」が下取り交換キャンペーンで5万円引きになっています。

「これなら迷うことなくポチでしょ」と勢いでポチッ!!

今回のトレード要員
・SONY α7III ボディ ILCE-7M3
・TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF
・Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM

下取金額合計:207,000円


8月2日下取り交換申し込みで、「FUJIFILM X-T4 XF16-80mmレンズキット」が8日に届きました。

50000円引きの211855円、下取り207000円、ポイント206使用で追い金4649円なり。


内容物です。


数量限定のオリジナルレリーズボタン。たぶん使いませんが記念にとっておきます。


「X-T20」より高級感ありますね。


背面の見た目も良い感じです。私は撮影中に液晶画面を見ることがないので、バリアングルでも気にならなくなりました。


液晶画面は使いませんが念のための保護シールは貼っておきます。


徹底したクラシカル仕様ですので、デジカメから写真撮影を始めた人には扱いが難しいかもしれませんね。昔のカメラはこれが普通でしたが。


レンズは「XF16-80mmF4 R OIS WR」です。

「X-20」の「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」は写りが甘すぎて早々に「これダメだ」と諦めましたが、さて「XF16-80mmF4 R OIS WR」はどうなのでしょうか。マップカメラだと「XF16-80mmF4 R OIS WR」単体の価格は92580円になっているので、それなりにグレードは高いはずです。


「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」と大きさ比較。「XF16-80mmF4 R OIS WR」が一回り大きいです。


「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と比べたら焦点距離の違いがそのまま大きさに現れています。


防塵防滴仕様ですので、レンズのマウント側にゴムのシーリングがあって、ボディに装着する時にグイッと結構な力を使います。いつもの感覚だと「あれ?はまらない」となります。


見た目は、かなり良い感じです。


テレ端までズームさせてみました。


さて、「FUJIFILMのレンズは寄れない」ものが多いです。そこはプロカメラマンたちもメーカーに要望を出しているみたいですが…


公式回答が「レンズは用途に合わせて最適化させている。あくまでも専用設計だ」だそうで、ざっくりと「寄れないけど何が問題ですか?」という姿勢です。オリンパスのレンズは寄れるのが当たり前とは随分違います。


ワイド端でもここまでしか寄れません。


テレ端もレンズ前面からの距離が同じですので、ズームすると必然的にボディを後ろに下げる必要があります。


オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」ならここまで寄れます。寄れ過ぎてフードが当たるので外しました。


テレ端でもここまで寄れます。これが普通だと思い込んでいるので他のメーカーのレンズを使うと「?」となることが多いです。

さて、開放絞りの写りはどうなんでしょう。


ワイド端


ピクセル等倍切り出し


テレ端


ピクセル等倍切り出し

ダメダメだった「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」と違い、「XF16-80mmF4 R OIS WR」は開放絞りでいけそうです。

今日はここまで。