2020年11月10日

「12-45mmF4PRO」と「12-40mmF2.8PRO」を撮り比べる

単純な比較ですので、あれこれいじらずに「12-45mmF4PRO」「12-40mmF2.8PRO」ともに全て絞りはf/4です。

11月1日

撮影機材
・OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO


12-45mmF4PRO ワイド端

いつもの場所で解像感を確認します。


12-40mmF2.8PRO ワイド端


ピクセル等倍切り出し。


ピクセル等倍切り出し。

意外にも「12-40mmF2.8PRO」より「12-45mmF4PRO」がクッキリ写ります。


12-45mmF4PRO テレ端


12-40mmF2.8PRO テレ端


ピクセル等倍切り出し。


ピクセル等倍切り出し。

テレ端は僅かに「12-45mmF4PRO」が良いような気がします。微妙過ぎてたまたまかもしれませんが。


12-45mmF4PRO テレ端


12-40mmF2.8PRO テレ端

構図を厳密に合わせることができていませんが、どちらもピント位置はハッキリクッキリ写り、背景は綺麗にボケています。


12-45mmF4PRO ワイド端

日陰に居る白い馬を撮るなら圧倒的にフルサイズ機の出番ですが、今回は同一ボディでのレンズ比較です。


12-40mmF2.8PRO ワイド端


ピクセル等倍切り出し。


ピクセル等倍切り出し。

微妙過ぎて違いが分かりません。


12-45mmF4PRO ワイド端

再びワイド端の遠景の解像感のチェックです。ここは日が当たる場所ですのでレンズ性能が分かりやすいです。


12-40mmF2.8PRO ワイド端


ピクセル等倍切り出し。


ピクセル等倍切り出し。

両方とも問題ないレベルかと思いますが、「12-45mmF4PRO」が僅かに勝っています。


12-45mmF4PRO テレ端

少し離れた場所にいる馬を狙ってみます。


12-40mmF2.8PRO テレ端


ピクセル等倍切り出し。


ピクセル等倍切り出し。

どちらもこれがピクセル等倍であるとは思えないほどキッチリ写っています。


12-45mmF4PRO テレ端

テレ端でちょうど綺麗に収まる位置に馬がいました。ハッキリクッキリ全く問題ありません。


12-45mmF4PRO テレ端

近くにいるヤギをテレ端で撮ってみました。こちらもハッキリクッキリ。


12-45mmF4PRO テレ端


12-40mmF2.8PRO テレ端

どちらもPROレンズらしい写りをします。

今回は絞りf/4での比較ですが、ワイド端に関しては僅かに「12-45mmF4PRO」が勝っています。テレ端に関しては違いが分かりません。

参考までにカメラのキタムラでの販売価格です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO ¥94,050(税込)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO ¥67,320(税込)

ボディとのセット売りが「E-M1 MarkIII」には「12-40mmF2.8PRO」、「E-M5 MarkIII」には「12-45mmF4PRO」になっているので、見た目なども含めるとそれが正解なのかもしれません。ただ、今からレンズ単体で買うなら無理に「12-40mmF2.8PRO」を選ぶ理由は無さそうです。

「12-45mmF4PRO」は小さくて軽くてよく写るレンズです。