2019年10月24日

琵琶湖の猫島「沖島」

猫島訪問第五弾は琵琶湖の「沖島」です。猫ちゃんたちは午前の早い時間と夕方に活動的になるため、近江八幡駅近くで前泊して9時15分の船で沖島に渡りました。

10月21日

撮影機材 : α7III + TAMRON 35-150mm


「近江八幡駅~堀切漁港」の区間のバスの本数が非常に少ないため、キャリーミーをバス代わりに使いました。「沖島」も小さい島ですので自転車は単なる荷物になりますが、放置するわけにもいかないため、猫ちゃんを探しながら早歩き程度の速度で自転車を走らせます。といっても漁港周辺以外は路地裏通りみたいな感じですので、すべて押し歩きです。

まずは漁港で猫ちゃんを探します。


第一島猫発見!


「猫ちゃん猫ちゃんおはよう~」と声かけしますが、警戒心が強いのか機嫌が悪いのかすごい顔で睨んでいます。


もう少し先に行くと、釣り人にご飯をねだっている猫ちゃんがいます。


ご飯くれ、ご飯くれ、と猛アピールする猫ちゃん。この島も猫へのエサやり禁止です。ごめんよ~と言いながらも撮影していると「ご飯くれ!!」って頭突きしてきます。


撮られ慣れているのかモデルのポーズ。


釣り人たちもスマホでカシャしていました。毛並みが良いイケメンな猫ちゃん。


この黒い猫ちゃんはこの箱から微動だにせずに周囲を伺っています。

漁港をうろうろしましたが、まだ3匹しか見かけていません。猫がいるから「猫島」にカウントされても超有名な某島のようにはいきませんね。


今回も外れたかなとガッカリして島の探索に入ろうかというタイミングで前方に歩く猫ちゃんを発見。


そーと後をつけて様子を見ると、どうやら戻ってきた漁船を狙っているようです。


人がいなくなったタイミングで漁船に乗り込む猫ちゃん。随分時間を掛けて物色していましたが、何か見つけたようです。

沖島には観光場所はありません。目当ての猫ちゃんも少なくてテンション下がります。

島にある2つの神社を参拝して、集落も一通り探索して、収穫無しかと諦めた瞬間…


路地裏の細い道に黒い物体が置かれていて、よく見るとその脇に小さい子猫がいます。じりじりとゆっくり近づきながら撮り続けます。あと2歩ほどで手が届きそうな距離でも全く動かないため、こちらが降参です。

ここまでで人に慣れているのは1匹だけです。


もう終わりかなと船乗り場に戻る途中で道をウロウロしている子猫が2匹。


子猫らしい大きさの猫ちゃん。この子も警戒心が強くて、これ以降は5m以内に近づくことができず、撮影不可能。


白い子猫ちゃんも逃げましたがゆっくり追いかけると、自分の隠れ家のようなところで「もうついてくるな。あっちいけ」という感じで睨んできました。

これにて退散。9時30分着、12時発で滞在時間は2時間30分。猫目当てでない人たちは10時30分着で12時発のようで、帰りの船はそこそこ混んでいました。

猫島巡りのために撮影機材を入れ替えました。

今回の撮影で「EOS 6D MarkII + α6400 = α7III」が正解だったことが改めて分かったわけですが、歩き回って撮影するには重いことが難点です。

焦点距離150mmで絞りf4だとピントの精度が求められますが、SONYの動物瞳AFは優秀です。


等倍切り出し。左目にガッチリ合っています。レンズが良いので解像もしています。