
今日も地元の高校の応援&撮影のために豊橋球場にやってきましたが、梅雨明け宣言しても良いくらいに朝から猛暑日和で、スタンドで撮影していると汗が止まることなく滝のように流れ落ちてきます…(グランドの選手たちはもっと大変でしょうね)
一試合目 豊田大谷 vs 安城南
愛知東地区の最大の強豪校「豊田大谷」の試合です。甲子園候補の実力はいかに…

豊田大谷の応援団は統一感があって、応援も気合が入っています。さすが強豪校という雰囲気がしますね。


初回から打って打って打ちまくって4得点。もうこの時点で勝負ありという雰囲気です。

エースを温存して控え投手を投入ですが、控えとは思えない良いフォームをしていますね。

牽制も上手い。

安城南の打者は、なんとか打ち返したいのですが…

安城南の投手もなかなか良いのですが、豊田大谷の強力打者たちに打ち返えされてしまう…

小技も得意です。

怒涛の攻撃は止まることなく、終わってみれば15得点でコールド勝ち。

角度を変えて気迫のピッチングシーンを撮影。

バックネット裏から撮ってみましたが、やはりネットがジャマですね。

豊田大谷の二人目の投手も良いですね。他の高校ならエースで活躍しているでしょう。(2年生らしいので来年はエース候補でしょうか)

安城南も必死に食らい付くのですが、“あと1本”が出ない…

今日は何度、このようなシーンを見せられたことか。ほんと強いですね。

三人目の投手はちょっと変わった投げ方をしますね。(変則タイプかも)

最後のバッターは定番のヘッドスライディングです。
過去の2回の撮影では「OLYMPUS E-3 + ZD50-200mm + EC-20」で快適な撮影ができましたが、今日はなぜかピントが合いにくいです。もともと白いものにはピントが合いにくいため、ゼッケンとかベルトに合わせているのですが、今日は何故かダメです。
二試合目 時習館 vs 豊田高専
午後からの二試合目の前半はスタンドの最前列に陣取り、フェンスにへばり付いて撮ってみました。(テレコンを外して「OLYMPUS E-3 + ZD50-200mm」で撮影)

スタンドの最前列なら400mm画角でもここまでアップで撮れます。
豊田高専の捕手の強肩ぶりも間近に見れますよ。

初回、見事に二盗を阻止した。これ以降、相手のチームは盗塁を仕掛けてこなくなりました。
トリミング(3648×2736→2560×1920)すれば「ZD50-200mm」でも十分でしょうか。

豊田高専の先発投手は強打者揃いの時習館相手に被安打1、9奪三振の完璧な投球。(初回に与えた得点1はミス絡み)

2回戦で完璧な投球をした時習館のアンダースロー投手でしたが…

ヒット、エラー、ヒットであっさり同点にされてしまう。初回はお互いにミスが目立ちましたが、時習館の投手はこれでリズムが狂ったのかその後も痛打を浴びることに…

豊田高専の投手はコーナーを丁寧に投げわけ三振を取る。

課題の内野守備も初回を除けば手堅くこなします。


3回の裏、勝ち越しのホームラン。これで“勝利”が見えてきた。

二盗を狙ってリードを大きく取りましたが、牽制で刺されてしまった。

素早い帰塁。

内野ゴロなら、とにかくヘッドスライディングで飛び込む(このことで7回の攻防であることがおきる)

ここからは「ライカD 14-150mm」を使ってみましたが、テレ端の開放絞りF5.6ではフェンスが写りこんでしまいますね。

一塁から三塁までの走塁を連写しっぱなしで流し撮りをしてみました。(絞りF11でシャッター速度1/160秒)

試合風景を狙ってみましたが、こういうカットを撮りたければコンデジでフェンスの隙間からレンズを出した方がいいかも。

4回の攻防からは「ZD50-200mm + EC-20」でスタンド最上段から撮影しましたが、相変わらず今日はAFがイマイチです。

得点チャンスに応援団の声援も高くなる。
「ZD50-200mm」のワイド端の写りは素晴らしいものがありますが、「EC-20」を付けてもそれは変わりません。その代わりテレ端の場合はイマイチです。

得意の集中打で5回に3得点、6回に4得点…。9対1になり、7回の表を押さえればコールド勝ちです。ここで豊田高専はエースを投入ですが…

「え~~!!!???」という表情ですよね。それは何故かというと…

明らかに「アウト」なのに「セーフ!!」と言われたからです。1m手前で既にアウトですよ。初回から続いていたヘッドスライディングがこんなところで“評価”されるとはね。三塁手が平凡なゴロをファンブルして慌てて一塁に投げたため塁審は「これは投げてもセーフだろうなぁ」と決め付けたのでしょう。最後までしっかり見てください!!。高校野球の場合は“抗議”が禁止されているので明らかな誤審でも覆ることはありません。(この後、このランナーがホームへ)

気持ちを落ち着かせるためのタイム。でも笑顔ですねぇ。まだ9対1ですからね。でも本当は2対0で9回の守りについているのと同じ状況なんですよ。詳しいことは新聞記事を読んで想像してください。

ワンバウンドになる変化球を体で受け止め三振に打ち取り…

振り逃げされるが冷静に一塁へ送球してゲームセット。

歓喜の抱擁、二人のエース。裏事情を知っている人はこの光景に感動します。(詳しいことは20日の中日新聞朝刊を参照)

見事3回戦突破、おめでとう。
本日の撮影機材
・OLYMPUS E-3
・ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
・ZD ED 8mm F3.5 Fisheye
・EC-20
・LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm