2006年11月9日

世界バレー2006

「新しい被写体にチャレンジ!」ということで今回は「バレーボール」に挑戦してみた。

サーキット撮影用に購入した「EOS 30D + 70-300mmIS」であるが、AFの優秀さを活かしてスポーツ系に挑戦してみた。しかし、トヨタスタジアムでのサッカー、東京ドームでの野球、愛知県体育館での大相撲のように光が足りない場所での撮影となると「70-300mmIS」では荷が重い。

今まさに盛り上がっている「世界バレー」の第2次ラウンドが運が良いことに名古屋での開催となり、このチャンスを逃す分けにはいかん!といきおいでチケットを購入したのだが、まてよ撮影機材に難あり…

屋内での撮影となれば「明るい望遠レンズ」が必須で、一脚を使うとしても手振れ補正は欲しい。でも予算はそれほど有るわけではない。いろいろ考えた中、最終的に選んだのが「EF300mm F4L IS USM」である。

そして、いよいよこのレンズの出番がやってきた。

撮影機材: EOS 30D + EF300mm F4L IS USM

チアリーダーの華麗なるアクション

試合前の応援イベント

声援高まる中、選手登場。

試合前のウォーミングアップに熱が入る。

ここからは全てノートリミングで掲載します。
480mm相当の画角て撮るとこんな感じです。
「マニュアル露出」で全て撮影。
ISO1600、絞りF4、シャッター速度1/640秒

大声援の中、試合開始。


テレビ中継で毎試合観戦しながら「どう撮ろうかなぁ」と撮りたいイメージを思い描く。それを前提に各選手の動きを頭にインプット。座席は指定席のため角度もだいたい予想できていた為、イメージングもしやすい…

しかし、「イザ勝負!」と撮影に挑んでみると全然上手くいかん。イメージばかり先行して結果が伴なってこない。「バレーボール」の試合の撮影がこれほど難しいものであったとは“予想外”であった。今までは、どのような被写体でも初撮りからそれなりに撮れたものだが、今回ばかりはどうにもこうにもお手上げ状態。

日本の試合の前に韓国の試合を練習で撮ってみたのだが、全然ダメだった。それは選手を知らなかったため動きを予想できないからだと思い込んでいたのだが、選手を知っていてもそうは簡単には撮れないことが日本の試合ではっきりした。




















運良く座席からネット越しの攻防を撮れるため、ワクワクしていたのだが、初撮りとしては難易度が高かった。コートを横から眺めるような位置からの撮影で少し引き気味にして撮れば、初撮りも案外成功していたかもしれないが、それでは迫力不足のため写真としては面白くない。「FIVBワールドカップ2007バレーボール大会」で再チャレンジあるのみ。


以下はおまけで、FinePixS9100で撮ったものを掲載。

「台湾vsキューバ」の試合を被写体にして、「高感度に強いFUJI」とテストをしてみた。


ISO800だとシャッター速度が稼げない。



ISO1600だとなんともスゴイことになっている。「高感度に強い」といってもISO800が限度かも。

“記念写真”だと思えば、まずは撮れる事が重要なため、S9100ならなんとか撮ることは可能。

最後に、「日本チーム」の勝利の瞬間をS9100でムービーしてみた。

Webページに掲載するために、ムービーキャスターでFLASH形式に変換されるとブロックノイズが盛大に発生して酷いものですが、原本は“デジカメ”で撮った割には綺麗です。(ムービーキャスターはAVI形式との相性が悪いのでしょうか?)

動画の配信は終了しました。

S9100の動画はAVI形式であるが結構綺麗に撮れ、撮影も普通のコンデシに比べると遥かに扱いやすい。CFへのセーブも高速なためビデオカメラ代わりになりそう。

以上、「バレーボール撮影に初挑戦!!」でした。