2020年12月2日

「E-M1X」で赤い列車を撮る

注文した「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」がいつ届くのかさっぱり分からないため、とりあえず「E-M1X」の初撮りは「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を使って名鉄の赤い列車を撮ることにしました。


f2.8,1/3200秒,ISO200,150mm

予想より早く列車がきてしまったため、追尾被写体の設定なしで「C-AF TR」、AFのエリアが「121点」だったため、最初の数枚はピントが合いませんでした。

場所を変えて「インテリジェント被写体認識AF」を試します。追尾被写体の設定は「鉄道」、AFは「C-AF TR」、AFのエリアは「121点」です。


f/4,1/500秒,ISO64,100mm

ここで列車の前面にピントがきています。連写スタート。


f/4,1/500秒,ISO64,100mm

13枚目まで追随してくれています。


f/14,1/30秒,ISO64,40mm

流し撮りのテストです。ライブNDだと連写ができないため、絞る必要があり、必然的に描写が甘くなってしまいます。「E-M1X + 40-150mm F2.8 PRO」で流し撮りをするならNDフィルターが必要ですね。


列車を待っていると近くに野鳥がやってきました。換算300mmでは足りないため、50%リサイズ後にトリミング。

もう一度、「インテリジェント被写体認識AF」を試します。これを必要としないなら「E-M1 MarkIII」でいいわけですので…


f/2.8,1/1000秒,ISO64,150mm

運転席あたりにロックオンされて…


f/2.8,1/1000秒,ISO64,150mm

これが50枚目です。「E-M1X」で高速連写攻撃すれば「こことここの間が欲しい」ということがなくなりますね。


f/13,1/30秒,ISO64,40mm

少し離れた場所から流し撮り。列車の先頭がもっと右側になるようにしたいのですが、ついついこうなってしまいます。


f/11,1/20秒,ISO64,100mm

次の列車が来るまで暇すぎるので、車を撮ってみました。「E-M1X」には「E-M1 MarkIII」とは何かが違う楽しさがあります。とにかくひたすら連写するのが楽しいです。


飛んでいる鳥もAFでロックオンすれば、あとはトラッキングしてくれるので、なんとかなりそうな予感。


f/10,1/20秒,ISO64,100mm

「E-M1X」で流し撮りの連写をしていると、流し撮りが大きく失敗しているのかどうか撮影中に分かるので面白いです。かなり不思議な感じがしますが、高性能ミラーレス機ならではの機能でしょうか。

とりあえず、第一印象は「E-M1Xは面白い」といった感じです。重さを無視して「E-M1X」と「E-M1 MarkIII」のどちらを使うかとなれば、今日のところは「E-M1X」になります。