2020年7月26日

「Tokina Reflex 300mm F6.3 MF Macro」試し撮り

「ケンコー ミラーレンズ 400mmF8NII」を「Tokina Reflex 300mm F6.3 MF Macro」に買い替えましたが、それは正解だったのでしょうか。

7月17日 雨上がりの早朝

「描写が甘いミラーレンズ + 高感度に弱いマイクロフォーサーズ機」の組み合わせになるため、「とりあえず撮ることができる」レベルです。


ISO6400

換算600mm相当の手持ち撮影で雫を狙うためシャッター速度を1/160秒まで確保すると、ISO感度が6400まで高まってしまい、とりあえず写りましたレベルになっています。


ISO6400


ISO6400


ISO5000

ハトの大群がいたので、置きピンで飛び立つタイピングを待って、ひたすら連写しました。


ISO6400

雫の中のヒマワリを狙ってみました。

7月17日 雨がぱらつく昼間


ISO800


ISO800


ISO1250

カルガモをアップで撮るなら妥協できる範疇でしょうか。


ISO1600(50%リサイズ後にトリミング)


ISO400(50%リサイズ後にトリミング)。別の本降り日に「NIKON COOLPIX A1000」で撮った写真です。

マイクロフォーサーズ機のISO1600とコンデジのISO400は微妙な比較です。

7月18日 曇りから晴れ


ISO250


ISO500

甘い描写であることには変わりませんが、下端に写っているケリを見る限り、中心部分と周辺部分に大きな違いはないようです。


ISO500

写真ではなく絵画のような演出を楽しめます。


ISO500


ISO125

流し撮りしてみましたが、晴天日だとISO64でもシャッター速度が1/125秒になるため、迫力が出ません。この辺は絞り固定ゆえのデメリットです。かといってNDフィルターを使うほどでもないので、とりあえず試してみました程度です。

7月20日 晴れ


ISO400(50%リサイズ後にトリミング)


ISO200(50%リサイズ後にトリミング)。「NIKON COOLPIX A1000」で撮った写真です。


ISO640(50%リサイズ後にトリミング)。「NIKON COOLPIX A1000」で撮った写真です。

センサーが小さい「NIKON COOLPIX A1000」でもISO200なら実用的な写りをします。


ISO400(50%リサイズ後にトリミング)。「α7III + ミラーレンズ」で撮った写真です。


ISO400(ピクセル等倍)。「α7III + ミラーレンズ」で撮った写真です。

「E-M1 MarkIII + ケンコー ミラーレンズ 400mmF8NII」の写りが悪いので、フルサイズ機用の「ケンコー ミラーレンズ 400mmF8NII」をマイクロフォーサーズ機専用のミラーレンズ「Tokina Reflex 300mm F6.3 MF Macro」に買い替えましたが、期待したほどの向上は見られませんでした。

ミラーレンズを使うなら「α7III + ケンコー ミラーレンズ 400mmF8NII」で良かったのかもしれません。ただ、「ケンコー ミラーレンズ 400mmF8NII」は「念のため持っていく」には大きすぎるので、残しておいても稼働率はゼロになっていたはずです。

ということで、「もしかしたら使うかもしれない」という役目には邪魔にならない「Tokina Reflex 300mm F6.3 MF Macro」に最適です。