2020年4月8日

明るい単焦点レンズ「Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM」試し撮り

できれば撮影機材が届いた日に試し撮りをしておきたいものです。カメラのボディなら自室で動作確認すれば最低限の初期チェックは可能ですが、レンズに関しては屋外でいろいろと撮ってみる必要があります。

「Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM」が届いたのが夕方の5時30分だったため、急いで準備をしてウォーキングコースで撮影散策します。

全てJPEG撮って出しです。夕方の写真は全て絞りf1.2です。


ヘリコイド付きマウントアダプターを使っても、なぜかこれが最短距離です。マクロもどきには使えません。


ピクセル等倍切り出し。被写界深度が非常に浅いため、慎重にピント合わせをしますが、α7IIIはMFがしやすいのでそれほど苦労しません。


ハッキリクッキリ。


既に日が落ちているため、絞りf1.2の欠点が出ません。


「夜」を意味する「NOKTON」の名前通り、夜でもISO感度400でシャッタ速度が1/640秒です。このレンズならISO感度100固定でもいけるかもしれません。


ここはISO感度500でシャッタ速度は1/30秒になっています。


ピクセル等倍切り出し。絞りf1.2でもここまで写っています。


ここはISO感度800でシャッタ速度は1/30秒になっています。


ピクセル等倍切り出し。いやはや感心するばかりです。


このレンズで何を撮れば良いんだろうという贅沢な悩み。


肉眼ではこうは見えません。面白いレンズです。


ピクセル等倍切り出し。車のフロント側は良いのですが、エンブレムが滲んでいます。


中心より少し右側をピクセル等倍切り出し。絞りf1.2の場合に、レンズ中心から離れるほど滲みが出るのは近接撮影だけではなさそうです。

ここからは朝の散歩です。


絞りf4.0


絞りf2.0 (ピクセル等倍切り出し)

今まで買ってきたレンズの中で最高ランクの写りです。こんなすごいレンズを10万円で買えるとは驚きです。


絞りf2.0


ピクセル等倍切り出し。このレンズは遠景でも絞りf2.0でいけます。


絞りf4.0


ピクセル等倍切り出し。レンズ中心部分に関しては、絞りf2.0と絞りf4.0の違いが分かりません。


絞りf8.0


ピクセル等倍切り出し。


左端をピクセル等倍切り出し。これを見ればフルサイズ機で使えるレンズだと分かります。


絞りf4.0


絞りf4.0


ピクセル等倍切り出し。素晴らしい。

ここからは昼の散歩です。


レンズ補正をいっさいしていないため、周辺光量落ちが想像以上にあります。周辺光量落ちが必ずしも悪いわけでは無く、上手く使えば面白い演出になります。


絞りf4.0

地面に落ちている椿を上手く使いたかったのですが、中途半端になりました。


このレンズを使っている人のブログに「パープルフリンジが気になる」と書かれていたため、少しばかり確認。


昼間の屋外で絞りf1.2を使うことは無さそうですが、f4.0辺りまで絞るのが良さそうです。


絞りf2.0


絞りf2.0

今日はここまで。