2020年3月20日

レンズ遊びに関するマニアックな参考書を購入


マウントアダプター解体新書 / 澤村 徹(著)

目次
・マウントアダプターで甦るオールドレンズ
・マウントアダプター超入門
・マウント百花繚乱
・付加機能付きアダプターを使いこなそう
・マウントアダプターとオールドレンズのFAQ
・マウントアダプターカタログ


ティルトシフトアダプター

「ティルト撮影、シフト撮影」に関しては昔受験したフォトマスター検定で出題されていたので懐かしい響きです。「この写真ってどうやって撮るんだろう」という不思議な写真を専用レンズを買わなくても、「ティルトシフトアダプター」があれば撮ることができることが、この本を見ればよく分かります。


マウント移動式AFアダプター

まさに“目からうろこ”的なマウントアダプターです。こんな方法があるんですね。


フォーカルレデューサーアダプター

こちらは随分前にAmazonで見つけて、試してみたいけど高額すぎるので手出しできないアイテムです。フルサイズ機のレンズをマイクロフォーサーズ機で使うと“換算で2倍”になってしまいます。望遠側は嬉しいかもしれませんが、広角から標準域が困るのです。


ライカMLレンズ・ベストセレクション / 澤村 徹(著)

レンズの個性を楽しむ“レンズ遊び”の参考書です。著者が選んだ代表的なマニアックなレンズの簡単な解説と作例です。本家「ライカレンズ」は高額すぎるので、そこに手を出すとお金持ちの道楽になってしまいます。庶民でも“レンズ遊び”を楽しめるギリギリのラインはどこだろうかとなると、10万円かもしれませんが、この本を見れば本家以外なら数万円から十数万円で買うことができるレンズがあることが分かります。

単なる道楽ではなく多少なりとも実用的なレンズ遊びを楽しむなら、やはりコシナ製のツァイスとフォクトレンダーかなと改めて思えた参考書です。


目次(1)

1 ライカMLマウントレンズ入門

2 オールドライカレンズMマウント編

3 オールドライカレンズL39マウント編

4 国産ノンライツ

5 ロシアレンズ


目次(2)

6 ライカレンズ

7 ツァイスレンズ

8 フォクトレンダー

9 ロモグラフィー

10 キポン

11 七工匠

12 ブリコラージュ工房ノクト

できれば、「ツァイスレンズ」と「フォクトレンダー」だけでも全てのレンズを掲載して欲しかったです。それと、フルサイズ機での作例だけでなく、APS-C機とマイクロフォーサーズ機で使った場合の実用性なども知りたいところです。フルサイズ機なら間違いなく使えてもマイクロフォーサーズ機で使えないレンズがありますので。