2020年1月19日

逢妻女川の野鳥たちを「100-300mm F4.0-5.6」で撮る

2月の道東旅行には丹頂鶴のために「LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.」も持っていきます。今までこのレンズは野球撮影でしか使っていないため、鳥撮影で使えるのか事前に試しておく必要があります。

今年の休日は撮影のテストのための「ウォーキング」と「短距離サイクリング」ばかりですが、ホームコースの逢妻女川の遊歩道を走ると必ず「カワセミ」を見かけます。今までは単焦点レンズまたは標準ズームしか持ち合わせていないため、「残念ながらスルー」続きでしたが、今回は「E-M5 MarkII + 100-300mm F4.0-5.6」を持っていきます。

本日の撮影機材
・OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII ブラック
・LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.


いつもの逢妻女川の遊歩道。今日は珍しく風が穏やかです。

以下掲載の野鳥の写真は換算600mmでも足りないため、50%トリミングです。よって換算1200mm相当になります。


さっそく野鳥撮影開始です。「E-M5 MarkII」にはプロキャプチャーモードが無いため、ひたすら連写あるのみです。


結論からすれば「LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.」のピクセル等倍は残念な状態です。全長は「12-100mm F4 IS PRO」と殆ど変わらないのに焦点距離300mmを実現していることがメリットであり、旅行にギリギリ持っていけそうなサイズと重量です。写りを求めれば「40-150mmPRO + 2倍テレコン」を使うべきでしょうね。


カワセミは同じ場所を定期的に巡回するため、“いつもの場所”で待っていればそのうちやってくるのですが、シニアカメラマンたちの話し声が気になるのか、この場所からなかなか動きません。


もう今日は無理かなと諦めかけたタイミングでようやく近くにやってきました。エサを探しているみたいです。


「E-M5 MarkII + 100-300mm F4.0-5.6」ではカワセミの飛行シーンを撮るのは不可能です。


見事、小魚を捕らえたようです。


晴天日ですので、シャッター速度を1/500秒をキープしてもISO感度を320に抑えることができました。


すぐ目の前にカワセミがいます。


可愛いですね。良いレンズで撮ってあげたくなります。


これにて撤退。


渥美半島の菜の花の開花が遅れているようですが、この辺りは既に見ごろになっていますね。

スズメくらいのサイズのカワセミだけでなく、もう少し大きい鳥を撮るために、家の近所の池に向かいます。


トリミングなし

コンパクト最優先の「LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.」の写りは便利ズームくらいでしょうか。


トリミングなし

ここまでアップで撮れるなら妥協できる範疇です。

実はこの池にもカワセミがいます。


待つこと20分。カワセミがやってきました。


少しずつ少しずつ、カワセミに近づきますが、他の野鳥の鳴き声に反応して飛んで行ってしまいました。たぶん、再び20分程度待てばやってくるでしょうが、今日はここまで。