2018年10月8日

デジカメ遊び振り返り 11台め「CAMEDIA C-8080」

オリンパス CAMEDIA C-8080 Wide Zoom

購入日:2004年 7月19日
オープンプライス(実売12万円前後)
2/3型 有効800万画素CCD ローパスフィルターレス
28mm~140mm相当(F2.4)

「E-1」のサブ機にするならそれ相応のクラスの機種が必要です。各メーカーからデジタル一眼レフではない高級デジカメが続々と登場していましたが、どれも立ち位置が微妙です。そこまで性能を要求するならデジタル一眼レフを買えばいいし、携帯性が必要ならコンデジを買えばいい。高級デジカメはどれも12万円前後でしたので、どのユーザー層をターゲットにしたのか。

「デジタル一眼レフのサブ機が欲しい」または「デジタル一眼レフまでは要らないけど1台で完結させたい」というユーザーがターゲットでしょうか。

機材というものは実際に使ってみなければ分からないという点が楽しくもあり散財の原因でもあります。

10万円以上の出費の場合は、なるべく外れを引きたくないため、オリンパスの高級デジカメ「CAMEDIA C-8080」を選択。


「E-1」に比べるとあっさりしています。「E-1」の「オリンパスブルー」というのは、「コダックブルー」だったということは「E-3」の時に判明します。


解像感はあるためレンズは良さそうですが、このあたりが2/3型センサーの限界でしょうか。


標準ズームよりちょっとだけ望遠側に伸びている「28mm~140mm相当」なら場所取り次第でステージ撮影もOKです。このカットも「レンズは良さそう」という雰囲気がします。


「CAMEDIA C-8080」のEVFでは流し撮りは不可能です。右目でEVFを覗いて構図を確認しながら、左目でバイクを追って流し撮りします。テレ端が「140mm相当」ですので、なんとかこの方法で対応可能です。


シャープさはありますが、色が地味です。


レタッチで色味を変えるのは嫌いですので、撮った後にいじりません。これが「CAMEDIA C-8080」の実力となります。


2/3型センサーでもここまでボケます。


このカットだけ見ると廉価版のコンデジと大差ありません。


屋内イベントでは殆ど使えません。


1カット1カット丁寧に撮ることが可能な撮影会なら「CAMEDIA C-8080」でもなんとかなります。


条件さえ合えば2/3型センサーとは思えない写りをします。ゆえにカシャカシャ撮るようなカメラではないといえます


旅行で使ってみると「風景」はまずまずの写りをしますが、人物はイマイチでした。


レンズは良いようで背景ボケは綺麗です。

「CAMEDIA C-8080」はじっくり構えて風景を撮るカメラかもしれません。

購入録
E-1の相棒カメラとして「CAMEDIA C-8080」を購入。