先日の「鈴鹿8耐」で本格的に実戦投入させた「E-510」であるが、AFのピント精度にイマイチ不安を感じるため、改めて屋外でテストしてみた。
比較対象は「E-1」である。そして「E-510」の後ピンが目立つ「ZD50-200mm テレ端」には「E-300」も参戦。さて結果はいかに…
ZD14-54mm ワイド端 絞り開放 (E-1 vs E-510)
E-1は完璧。E-510は僅かに後ピン。
大きい写真 →
E-1
E-510
ZD14-54mm テレ端 絞り開放 (E-1 vs E-510)
E-1、E-510ともに完璧。
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E-1
E-510
ZD50-200mm ワイド端 絞り開放 (E-1 vs E-510)
E-1、E-510ともにほぼ完璧。
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E-1
E-510
ZD50-200mm テレ端 絞り開放 (E-1 vs E-510 vs E-300)
E-1はほぼ完璧。E-510は後ピン。E-300は後ピン。
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E-1
E-510
E-300
それでは「テレコン(EC-14)」を付けた場合はどうなのか。
ZD50-200mm + EC-14 テレ端 絞り開放 (E-1 vs E-510 vs E-300)
E-1は完璧。E-510は後ピン。E-300はほぼ完璧。
E-510の後ピンは改善されませんでした。E-300は大幅に改善されます。
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E-1
E-510
E-300
それでは「E-510」のAFが苦手とする“花”の場合はどうでしょうか。
ZD50-200mm テレ端 絞り開放 (E-1 vs E-510 vs E-300)
E-1は完璧。E-510は僅かに後ピン。E-300はほぼ完璧。
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E-1
E-510
E-300
ZD50-200mm + EC-14 テレ端 絞り開放 (E-1 vs E-510 vs E-300)
E-1は完璧。E-510は僅かに後ピン。E-300は完璧。
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E-1
E-510
E-300
AFの得意不得意があるかもしれませんが、絞り開放から安心して使えるE-1に対してE-510はイマイチ不安です。
今回のテストに関して、「マグニファイヤーアイカップ」で多少は見やすくなったE-510のファインダーを覗いている時は、ピントが合っているように見えています。しかし、実際は合っていないというのはどういうことなのでしょうか。
もしかしたらE-510の後ピン問題は、メーカーにピント調整を依頼すれば直るのかもしれません。