2007年7月23日

「開発者、出てこいっ!」に…

同僚に「E-510の流し撮り」の件を話したら「月刊カメラマンの今月号に面白い記事があるよ」って教えてくれたのでさっそくチェック。

あーなるほど私と同じ事をプロの人も言っていますねぇ。ほんと「OLYMPUSのE-510の開発担当者出てこいっ!」って皆で叫びましょう。

「開発者、出てこいっ!」に書かれている「ユーザーが無用の混乱を招く恐れがあるから」というのがオリンパス社としての正式な回答だとすると、「E-510」というのは“あくまでも”コンデジを使ってきた人向けのカメラということになります。ターゲットとしているのはコンデジからのステップアップで「KISSデジのダブルズームキット」を買おうかなぁと検討している人たちで、「うちの製品はこれだけ良い事があるんですよ」とアピールするのに丁度良い製品で価格もお手ごろ。

ということでE-1を使っている人はE-1後継機を素直に待ちましょう。(AFも速くなっているみたいですよ)

ところで企業体質というか社風なのか分かりませんが、ちょっと気になる事が…

OLYMPUSのデジタル一眼を「E-1」「E-300」「E-510」と買ってきて、私のサイト(特に「青空写楽」)にも結構なページ数を使って各機種の事を書いていますが、OLYMPUS社(および関連会社)からのアクセスが全くありません。

CANON社はユーザの事が気になるのか頻繁にアクセスしてくれていて、Nikon社もぼちぼちあります。今日の昼間、昨日の日記に追記で「Panasonic」の事を書いたら、即行で松下電器社からアクセスがあり驚いた。あのコニカミノルタ社さえもあるというのに、OLYMPUSさんはユーザのことを気にしていないのでしょうか。というよりも「CGM」というものに興味を持たない社風なのでしょうか。

「こんなん作りました。どう良いでしょ。使ってね。」という昔ながらの「モノありき」とやり方で「メーカー側が良いと思う製品さえ作れば売れる」と思い込んでいるのでしょう。いつまでもそんなのでいいのかなぁとユーザとしては心配になるけど、趣味でカメラ事業をやっているメーカーだから「良い製品さえ作ればいい」でも通用するのかもね。

せめて、新しいデジタル一眼を開発する段階で「スポーツ系」や「サーキット系」のプロカメラマンと意見交換くらいしてね。

追記.
こんなところにリンクされちゃった。
なんて書いてあるのかな。
たぶん「E-510の手振れ補正の諸問題」かな
photofan.jp/camera/

追記2.
なんと!「E-510」は“旅カメラ”
→「旅カメラ OLYMPUS E-510ワンダーブック」7月26日発売
そうかぁ“旅カメラ”なんだ。それじゃ仕方ないね。“流し撮り”の件は許そう。
もともと真剣に“流し撮り”をするようなカメラじゃなく、初心者向けに“流し撮りモード”をいちおう用意したというわけだ。
ならばE-1後継機には“水平方向流し撮りモード”と“全方位流し撮りモード”が用意される可能性が高い?