2006年3月17日

ナゴヤオートトレンド2006

名古屋地区の春の“ネーチャン&車”イベントであるナゴヤオートトレンドへ今年は出撃してきた。

2003年度は「E-20」と「Tvs-D」のテストのため、2004年度は「E-1」「S5000」「S1IS」のテストのためにそれぞれ出撃したのだが、昨年度はなんとなく気合が入らずにパスした。

普通に写真を撮りながら周ったら、1時間もあれば完了してしまうというのが、2003年度と2004年度であったため、「モーターショー」と比べてしまうとイベントとして物足りないのである。

そのような話を同僚にしたら「2005年度は凄かった」とのこと…。たしかに彼が撮影してきた写真のページを見ると“大勢のオネーチャン”が…。あきらかに2003年、2004年とは全然違うようです。

昨年の雰囲気からすると土曜日、日曜日は激混みしそうとのこと。年末に手に入れた「VR18-200mm」のテストをこのナゴヤオートトレンドで実施することに決めていたため、十分に撮影するためには金曜日しかない。もともと週末はスーパーGTとかぶっているし…。

ということで会場時刻前に現地入りして同僚と合流したが、なんと金曜日というのに既に長蛇の列…。

おっかしいな金曜日ですよ。モーターショーじゃなくてナゴヤオートトレンドですよ。なんで朝早くからこんなに来ているんだろう。

2003年度と2004年度の会場時刻直後には“被写体”が少なくて苦労したものだが、なんと既に大勢の“被写体”が…。すごいなぁ。たった2年でこうも変わるとは驚いた。東京とか大阪のイベントの影響なのかな。

これなら十分に「D70s + VR18-200mm」のテストができます。

それとメインステージとか各ブースステージで頻繁にイベントがあるため、少しでも効率よく撮影するために走り回ってしまった。もう汗だくです。

正午過ぎになると入場者で激混み状態になってきた。午前中に十分に撮影できたため、ステージイベントの待ち時間の間、会場内を冷静に観察すると…。

まるで“動物園のパンダ”状態です。被写体をグルッと大勢で取り囲んで、傍から見るといったい何を撮っているんだろうと不思議な光景。

さて「D70s + VR18-200mm」のテスト結果ですが、結論としては“合格!”です。

思っていた以上に十分使え、スナップ専科の本領発揮といった具合。

屋内イベントはこれだけでOKです。

撮影機材: NIKON D70s + VR18-200mm


昨年度のオートトレンドに出撃した同僚によると小型の脚立が必須らしい。

今回は「D70s + VR18-200mm」のテストのための出撃であるからして、軽装備を維持したいのだが…。

そういえば「COOLPIX8800」を屋内イベントで試していなかったことを思い出した。十分にテストをする機会も与えずにE-330の下取りにしてはもったいない。

ということで、脚立を持っていく代わりに「COOLPIX8800」にした。もちろん激戦区で頭上にカメラを持ち上げて撮影するためである。

ステージでまともに撮ろうとすると場所取りのために無駄な時間を費やすことになるが、人垣の後ろからでも撮る方法があれば、時間ギリギリになってからステージに向かえばいい。

さて「COOLPIX8800」の活躍振りは…

AFが迷う遅い、メモリカードへの書き込みが遅い、1カット撮った後に数秒間何もできないというイベント撮影には最悪であるが、「そういうものだ」と割り切って撮ってみたところ案外まともに写っていました。

屋内での撮影ならば「フリーアングル液晶モニタ」でも十分に撮影できます。

ただし、長時間もカメラを頭上に持ち上げて撮るというのは非常に辛く、腕が震えてきます。

そこで「VR(手ブレ補正)」が役に立つ。というよりは「液晶モニタ」で撮影するのならば、手ブレ補正は必須でしょう。

撮影機材: COOLPIX8800