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日銀相場って何?「暴走する日銀相場」

過去に何があったのか勉強するために朝倉氏の書籍をあれこれ読んでいます。2016年の著書「世界経済のトレンドが変わった!襲いかかる負の連鎖」のすぐ後に発売された書籍が「暴走する日銀相場」です。

暴走する日銀相場
暴走する日銀相場 (著)朝倉 慶 (2016年10月発売)

日銀が株も債券も買い占めたら、超バブルが起きるしかない。日銀の金融政策は、目標2%インフレを実現したとたんに破裂する!世界のいたるところで危機がくすぶっている。日銀は「量から利子」へと政策転換した。長期金利を操作するというのだが、これでは資本主義が殺される。日本に先駆けてマイナス金利を導入したユーロ圏は銀行が不安定になっている。中国の異常なバブル崩壊も時間の問題である。そして、米国の中央銀行であるFRBが利上げを決定すれば、危機の導火線に火がつくことになるかもしれない。いつどこで何が起きてもおかしくない世界の金融リスクを総点検する。
第1章 日銀相場の暴走が始まる
第2章 円高はなぜとまらないのか
第3章 国債バブルの超新星爆発が起きる
第4章 とまらない日本のデフレと日銀の最終兵器
第5章 ブレグジットからユーロの連鎖危機が始まる
第6章 中国のバブル崩壊はあるか
第7章 AIとロボットに支配されていく世界
第8章 トランプ現象は日本にどう影響するか
第9章 日本株市場はどうなる

2021年発売の「株高・資源高に向かう世界経済入門 – 株がバブルというウソ」が大いに参考になったので、朝倉氏の書籍を読み漁っています。

2014/07 株は再び急騰、国債は暴落へ ※幻冬舎
2015/05 株、株、株!もう買うしかない ※徳間書店
2016/03 世界経済のトレンドが変わった! – 襲いかかる負の連鎖 ※幻冬舎
2016/10 暴走する日銀相場 ※徳間書店
2018/02 株の暴騰が始まった! ※幻冬舎

年に1冊のシリーズものでもネタに困りそうですが、「暴走する日銀相場」は何故か中途半端なタイミングで発売されています。

残りは2冊でしょうか。

2014/11 失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ – 恐慌前夜の資産防衛 ※ビジネス社
2019/10 アメリカが韓国経済をぶっ壊す! – 大波乱の世界経済で日本は生き残れるか ※ビジネス社

よく見ると出版社が違いますね。

さて、「暴走する日銀相場」ですが、「世界経済のトレンドが変わった!」のすぐ後に出版ということもあってネタ不足な雰囲気はあります。ただし、前後の書籍を読んでいなければ、「なるほど」の連続であることは間違いありません。

「暴走する日銀相場」で勉強になる点は日銀だけの思惑で動くものではなく、各国の中央銀行の思惑と運よくマッチすれば、日銀が進めたい方向に進むということです。

日本以外の中央銀行が何をしてきたのか。その点を知りたい人には参考になる書籍です。

カテゴリ : 書籍など



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ミニベロおやじの写楽です。フォトマスター検定1級。健康マスター。ダイエット検定1級。食生活アドバイザー3級。QC3級。FP3級。色彩検定3級。情報処理技術者試験1種。購入したデジカメは50台、自転車は11台。ブロンプトンで日本一周を達成、ブルベのSR達成。最近はデミオDで遊んでいます。雨の日は映画三昧。アウトドアも始めました。

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