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書籍「マンガでわかる バフェットの投資術」

「バフェットの投資術」に関する書籍は数多く出版されていますが、どれも最初に読むには難しいそうな印象を受けます。そこで流行りの「マンガでわかる」系統の書籍を読むことにしました。(正味1時間ほどで読めました)


マンガでわかる バフェットの投資術

株式投資で世界的富豪に昇りつめ、さらに賢人として世界中から尊敬される投資家。
「ウォーレン・バフェット」の人生を通し投資の哲学と手法を学べます!
・バフェットの言葉で投資哲学を深める!
・彼の人生と行動をマンガを通して知る!
・彼の当時の投資手法を解説、現代の投資からみて理解する!
また、総監修にバフェットの投資術に共感し、氏の動向を追っている日本大学商学部教授 濱本明氏です。
全体的な監修と現在の日本でバフェットの投資術を行う際の解説も務めてもらっています。
【目次】
PART1 幼少期 バフェットの生まれた環境と早熟なビジネスの才能
PART2 青年期 恩師グレアムとの出会いとグレアム・ニューマン入社
PART3 壮年期 フィッシャー理論との出会いとバークシャー取締役就任
PART4 最盛期 バークシャーの経営と関連会社との関わり
PART5 熟年期 最前線で投資を続けるバフェット

「マンガでわかる」となっていますが、簡単なマンガの後に全く同じ内容の解説が書かれているため「あれ?ここ読んだっけ」と必ずなります。マンガを補足する必要がある場合はマンガの途中で書けば良いのに、マンガのパートのあとに最初からやり直しみたいに説明されるので、正直言って“くどい”です。単にページ数を稼ぐためにやっているのかとさえ感じます。

内容に関しては「投資術」であっても、それだけだと数ページで終わってしまうような軽い内容ですので、全般的にバフェット氏の伝記物です。「伝説の投資家バフェットさんはこういう人です」という内容ですので、難しい書籍を買う前に「バフェットってどういう人?」を知るにはちょうど良いです。

バフェット氏の生い立ちで、最初に気になった点は「父親が投資家」です。要するに親の影響を大きく受けているため、6歳から“金儲け”を考えるような育ちをしていたのです。

実の親どころか身近に“投資”をしている人がいなければ、10歳にも満たない子供が金儲けなど考えるでしょうか。

以前、優秀な若い同僚が「起業するので会社辞めます」って全く未練なくスパッと辞めていったことがあります。彼曰く、「うちの家系は代々何かしらの自営だから、それが当たり前なんです」でした。本人の才能云々はともかく育った環境は大きいと思います。

バフェット氏は個人的に儲けるのは若いころまでで、自分の会社を作って規模が大きくなっていくと、「投資という側面から倒れそうな企業を救う」という動きになってきている点は、最近ありがちな「とにかく株で儲ければ良い」とは違います。

書籍の序盤に「投資を始めるのが10年遅かったら今の自分があるとは限らない」のようなことが書かれています。「世の中の企業がこれから成長していく」という時代だからこそ、長期的な投資という考えが定石だったかもしれません。

「絶対に損をしない」ためにバフェット氏が作った自分ルールは、短期の売買で儲けようという人ではなく、じっくり取り組んでみようという全ての人に当てはまるので、まずは「マンガでわかる」で雰囲気を掴んで、その後に難しい書籍を読むのが良さそうです。

カテゴリ : 書籍など


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