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「ほったらかし投資で年収1億円」は今の相場で通用するのか?

日経平均が暴落した4月21日届いてすぐに読んだ書籍が「専業主夫けいくんのほったらかし投資で年収1億円」です。


専業主夫けいくんのほったらかし投資で年収1億円/山下勁

「今日からFIRE!おけいどん式40代でも遅くない退職準備&資産形成術」の著者と違って結婚して子供もいて生活費を株で稼いでいるというスタンスが気に入って「専業主夫けいくんのほったらかし投資で年収1億円」を読んでみました。


ドラマなどでは主人公がいきなりデイトレを始めたりしますが、山下氏は株価の動きを3年間も分析して、「こうなる可能性が高い」という自信を持つまで実際の売買はしていません。あくまでもシミュレーションの連続です。就職せずに株の売買で食っていくと決めていたので、確実性が必要だったようです。

書籍の中身はチャートの読み方の解説です。要するに売買のタイミングがどこなのかを初心者向けに詳しく解説しているのですが、そもそも論からすると「株の売買で儲けよう」とするならば信用取引が大前提になり、大儲けする可能性もあれば大損する可能性もあります。著者曰く、勝負に何回勝つのかは問題ではなくトータルでどのくらい儲けたのかが重要とのこと。

確かにチャートのように実際に動いてそのタイミングで売買できれば儲かるかと思いますが、これまたそもそも論からすれば株の売買をしているのは人間であって自然現象ではありません。なぜ「こうなるはず」と言えるのでしょうか。うがった見方をすれば、株の売買をしている人たち(機関とか大口とかプロの人たち)がチャートを作り出しているだけではないのかと思えるのです。そして一般の個人投資家たちが「このチャートはこのように動く」と信じて売買している。裏を返せば大きな売買をできる人たちなら個人投資家たちを騙すことも可能なわけです。

2月中旬から株ゲームを始めましたが、3月19日までならチャートも参考になったかもしれません。しかし、3月下旬からはチャートを眺めて動くには遅すぎるような気がします。「上昇トレンドに乗ったことを見極めてから」が定石ですが、3日連続で上昇してもすぐに下落することがあります。ただ下降トレンドに入ると緩やかに下り続けるので手出し無用ということは分かりますが、今まで購入してきた47の銘柄のグラフを眺めているとほぼ全ての銘柄が下降トレンドにあります。よって、売買は長くても1週間が勝負で1週間経ってもプラスにならなければ諦めるしかありません。

単純に諦めるとその時点でマイナス確定ですので、最近はナンピン買いを繰り返しています。下がったら買い増し、少し戻ったら売り、下がったら買い増し、少し戻ったら売りを繰り返すと株数をあまり増やさなくても平均取得単価を下げることができます。そして株価が平均取得単価を上回ったら手仕舞いします。これで「買った直後に下落して、買値になかなか戻らなくて毎日イライラする。1か月経っても結局戻らずに損切」というパターンを防げます。

4月は「ナンピン買いの繰り返し」をしなかったための損切した銘柄が結構あります。その反省から最近は「ナンピン買いの繰り返し」を発動させていますが、そのためには軍資金が必要になります。200万円分の株を買うから軍資金は200万円ではリカバリーできません。200万円の枠で売買したくても、さらに100万円程度の余裕が必要です。3月上旬の時に損切の連続だった理由は、準備した200万円まるまる使ってしまったことで「何かを売らなければ買うことができない」だったからです。

書籍とは違う話になってしまいましたが、今の相場では初心者がチャートを信じて売買すると損する可能性が大きいということです。

カテゴリ : 書籍など

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ミニベロおやじの写楽です。購入したデジカメは50台、自転車は11台。ブロンプトンで日本一周を達成、ブルベのSR達成。最近はデミオDで遊んでいます。雨の日は映画三昧。アウトドアも始めました。

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