4月7日の日本株大暴落に引き続き米国株も大幅に下落しましたが、昨年の8月とは米国株の動きが違いました。日本株はあっという間に反転上昇、米国株は下落したまま戻る気配がなく、ドル安、債券安のトリプル安で、米国株のPFが大惨事になっていました。
このままでは楽天証券の米国株の含み損が100万円突破しそうな勢いだったため、4月9日の寄りの成行で全てぶん投げ売りしました。
(売却は4月9日ですが円建ての確定日は4月10日になります)
マイナス808,636円で手仕舞いしました。「これで毎日の睡眠不足から解放されるから良いや」と眠りにつきますが、なぜか午前4時に目覚めて株価を見てみると、ぶん投げた数時間後に過去最大級の米国株爆上げが起きて、「なんじゃこりゃ!!」状態で唖然茫然のあと、怒りがこみ上げてきました。
ブチ切れて円転しておきました。(売却してもすぐにドル転できないため、9時過ぎるのを待ちました)
さらにドル高に進む可能性あったため半分残しておきましたが、あっという間にドル安に動いて円転のタイミングを逃しました。
ぶん投げずに、もう一日我慢していたらどうなっていたのか計算してみました。
なんと数時間で含み損が30万円も減っています。トランプ大統領の気まぐれな一言で米国株が爆上げしたのです。まさに全世界相手の株価操作ですよ。
最近、X(Twitter)で見かけるのですが、爆損ついでに爆損芸人になって収益を稼いでいる人がいます。収益を得るためには膨大な労力が必要ですが、爆損芸人は膨大な含み損を抱えても耐えられる精神力が必要です。米国株の暴落で評価損益率が-50%とか-60%になっても耐えられる精神力は私にありません。-20%になる前に全てぶん投げました。
ところが、爆損芸人さんの現状報告動画を見ていくと、含み損がどんどん減っていってます。たしかにS&P500インデックス投信も年初来-3%辺りまで回復しています。
だったら、ぶん投げた銘柄がどうなっているのかチャートを見ていきます。
ファーストトラスト STOXX欧州セレクト配当指数ファンド(FDD)
ぶん投げた翌日から順調に上げて高値で推移しています。欧州株の強さを表しています。
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカム ETF(JEPI)
翌週の二番底を過ぎると順調です。
JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPQ)
翌週の二番底を過ぎると順調です。
グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
ぶん投げた数時間後の爆上げ後に再び大きく下げ、じわじわと戻す展開です。
グローバルX S&P500・カバード・コール ETF(XYLD)
QYLDと同じ動きです。
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)
HYGはいつもながらどのような動きをするのか読めませんが、順調すぎる戻りです。
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)
債券ETFは金利の動きそのものですので、米国の金利が下がらない限り債券ETFは上がりません。
金利が下がればドル安になるため、債券ETFを円建てで見るといつまで経っても救われそうもありません。
ここまで見ると「やっぱり、ぶん投げずに耐えれば良かったの?」と思いたくなりますが、案外そうではありません。
ドルが不安定すぎるのです。開き直って「米国株はドル資産です」ならドル建てで見ていけば良いのですが、日本在住で「円建てで見る必要はない!」と言い切れる人はいるのでしょうか。
さて、ようやく「ぶん投げずに耐えれば今頃は含み益ですか?」を計算してみました。
あれ?ぶん投げ-808,636円が数時間待っていれば-502,381円、3か月耐えたら-383,473円。
なんと3か月で118,908円しか含み損が減っていません。 つまり未だに含み損が38万円もあるのです。爆損芸人と比べたら桁が1つ少ないとはいえ、3か月間も含み損が続くなんて耐えられません。
数時間耐えて爆上げきた時に全売りが正解ですが、あのタイミングで爆上げくるなんて誰が予想できたのでしょうか。
米国株の損失は米国株でリカバリーさせる。ということで、ぶん投げた後の週末にあれこれ考えて週明けの寄りで買っておきました。(なぜか買った直後から下落)
全ての銘柄が順調に成長しています。
7月7日
買い IS米ドル新興債ヘジ(70株)
買い GX高配当30日株(40株)
S株買い 計123,303円
積水ハウス(2株)
NF外株ヘッジ有(2株)
STOXXヘッジ有(2株)
日本たばこ産業(1株)
オリエンタルランド(1株)
東映アニメ(1株)
富士フイルム(1株)
トヨタ自動車(2株)
ヤマハ発動機(2株)
キヤノン(1株)
シチズン時計(5株)
丸井G(4株)
三菱UFJフィナンシャルG(1株)
みずほフィナンシャルG(5株)
山口フィナンシャルグループ(6株)
みずほリース(5株)
いちよし証券(5株)
SOMPOホールディングス(1株)
MS&AD(1株)
東京海上HD(1株)
東宝(1株)
東映 (1株)
前日比
日本株PF-0.2997% TOPIX-0.57% 高配当50ETF-1.19%
7月8日
買い IS米ドル新興債ヘジ(10株)
買い IS米国債20年ヘッジ(20株)
S株買い 計105,814円
積水ハウス(1株)
キリンHD(2株)
NF外株ヘッジ有(2株)
STOXXヘッジ有(2株)
日本たばこ産業(1株)
DCM(5株)
オリエンタルランド(1株)
東映アニメ(1株)
富士フイルム(1株)
キヤノン(1株)
シチズン時計(5株)
丸井G(2株)
三菱UFJフィナンシャルG(1株)
みずほフィナンシャルG(2株)
山口フィナンシャルグループ(2株)
みずほリース(5株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
いちよし証券(5株)
SOMPOホールディングス(1株)
MS&AD(1株)
東京海上HD(1株)
東宝(1株)
東映 (1株)
S株売り 計32,640円
SBIアルヒ(40株) +680
前日比
日本株PF-0.0387% TOPIX+0.17% 高配当50ETF+0.45%
7月9日
買い IS米ドル新興債ヘジ(150株)
買い IS米国債20年ヘッジ(80株)
S株買い 計137,645円
積水ハウス(2株)
キリンHD(4株)
NF外株ヘッジ有(4株)
STOXXヘッジ有(2株)
日本たばこ産業(2株)
オリエンタルランド(3株)
東映アニメ(2株)
富士フイルム(3株)
ヤマハ発動機(2株)
キヤノン(2株)
シチズン時計(5株)
丸井G(4株)
三菱UFJフィナンシャルG(1株)
みずほフィナンシャルG(3株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
いちよし証券(5株)
SOMPOホールディングス(1株)
MS&AD(1株)
東京海上HD(1株)
東宝(1株)
東映 (1株)
S株売り 計96,160円
トヨタ自動車(6株) +123
DCM(30株) +900
山口フィナンシャルグループ(8株) +364
みずほリース(25株) +650
前日比
日本株PF+0.2975% TOPIX+0.41% 高配当50ETF+1.20%
7月10日
S株買い 計137,645円
積水ハウス(2株)
キリンHD(4株)
NF外株ヘッジ有(2株)
STOXXヘッジ有(2株)
日本たばこ産業(2株)
オリエンタルランド(2株)
東映アニメ(2株)
富士フイルム(2株)
トヨタ自動車(8株)
ヤマハ発動機(8株)
キヤノン(2株)
丸井G(4株)
三菱UFJフィナンシャルG(2株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
いちよし証券(5株)
SOMPOホールディングス(3株)
MS&AD(2株)
東京海上HD(3株)
東映 (2株)
前日比
日本株PF-0.2331% TOPIX-0.56% 高配当50ETF-0.75%
7月11日
S株買い 計73,509円
積水ハウス(2株)
キリンHD(2株)
NF外株ヘッジ有(4株)
STOXXヘッジ有(2株)
日本たばこ産業(1株)
オリエンタルランド(1株)
東映アニメ(1株)
富士フイルム(1株)
キヤノン(2株)
シチズン時計(5株)
丸井G(1株)
三菱UFJフィナンシャルG(1株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
SOMPOホールディングス(1株)
MS&AD(1株)
東京海上HD(1株)
S株売り 計179,416円
みずほフィナンシャルG(10株) +1630
東宝(8株) +672
東映 (10株) +900
トヨタ自動車(8株) +356
前日比
日本株PF+0.5325% TOPIX+0.39% 高配当50ETF+1.29%
週末集計
楽天証券枠(日本株)+SBI証券(旧ネオモバ)枠 の推移グラフ(週)
米国株の推移グラフ(週)
投資信託の推移グラフ(週)
日本株+米国株+投資信託の推移グラフ(週)
日本株+米国株+投資信託の先週比
含み益:+1,898,983 円 先週比 +170,434 円
実現損益(累積):+4,923,984 円 先週比 +5,000 円 ※税引き後
配当金(累積):2,198,669 円 先週比 +13,008 円 ※税引き後
ようやく年初来高値を更新しました。
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カテゴリ : 週トレ
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