「老後が心配」という理由で投資などで資産を増やしても何歳まで生きるのか分からないため、使うのを躊躇うことになりかねません。
65歳までに配当金・分配金を定期的に貰うような年金補填PFを構築していれば、元本を崩すことなく、株主投資から得る資金を使うことができますが、結局のところPFそのものを縮小させることができません。縮小させると配当金・分配金が減ってしまうからです。
若いころからのインデックス投資で資産を増やして、60歳過ぎても何もせず、労働収入がゼロになると、それこそ取り崩しになるため、資産はどんどん減っていきます。
さて、書籍「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」がジワジワと浸透していき、最近は出口戦略が投資関連の旬なネタになり、関連本が続々と出版されています。
米国の書籍を元ネタにした初心者向け書籍とかムック本が出版されるのは仕方ありませんが、あくまでも机上の空論レベルのものが多いです。なぜならば、書く人が実際の出口戦略が必要な年齢になっていないからです。
出口戦略どころか、シニア向け株式投資に関する記事なども「この人って現実を分かっていないな」と思えるものが多いです。SNSなどに流れてくる30代とか40代と思われる人たちの意見も的外れなものが多く、60代の人の意見は実際にその人が取り組んでいるため現実味があります。ところが60代の人の意見を否定するのが40代の人たちです。40代の人の意見が正解だったのかは65歳になれば分かります。
実際に取り組んでいる60歳以上の人の書籍が出版されたため、さっそく購入しました。
100歳まで残す 資産「使い切り」実践法 60代からの‟まさか”に備え、資産寿命を伸ばす知恵
(著)野尻哲史
【目次】
はじめに 退職後の「まさか」に備える
第1章 どうすれば安心してお金を使えるのか?
―資産の「取り崩し」法の基本
第2章 取り崩しの課題①70代をどう迎えるか?
第3章 取り崩しの課題②資産が減っても「怖い」と思わないために
第4章 取り崩しの課題③引出率は4%くらいでいいのか
第5章 取り崩しの課題④金融機関の引き出しシステムを上手に使う
第6章 取り崩しの課題⑤退職後のポートフォリオの組み方
第7章 取り崩しの課題⑥新NISAを退職後にうまく使うために
第8章 取り崩しの課題⑦インフレ期に資産をどう取り崩すか?
第9章 取り崩しの課題⑧相場急落時の上手な引き出し方
第10章 取り崩しの課題⑨もしも認知症になったら資産の取り崩しはどうなる?
第11章 取り崩しの課題⑩それでもアドバイザーは必要
第12章 「お金を使い切る」という勇気
――使ってこそ意味がある退職後の資産
序盤はよくある「定率売却」の話です。「定額売却」ではなく「定率売却」なのか。下落相場の期間も定額売却してしまうと資産の目減りが大きくなってしまうからです。しかし、年金補填なら定額にしたい。それをカバーするのが預貯金です。つまり、足りなければバッファ資金の預貯金を使って、株式投資の資産の目減りは極力させないこと。
読み進めると「取り崩しさせなくても、配当金・分配金を貰えるようにすればいいのに」と思えてきます。そのように感じたタイミングで、配当収入の話が出てきます。
そして、「でもインフレ時代になってしまったので、そこはどうするの?」と思えたタイミングでインフレ率も考慮した話が出てきます。読み手を理解した絶妙な構成です。
ここまでなら自分であれこれ考えている人なら辿りつけそうですが、この書籍の最大の特徴は「資産のグルーピング(短期・中期・長期)させて、取り崩す順番を事前に計画しておく」「認知症を考慮した80歳以降の資産管理」です。認知症になって本人が資産運用・資産管理ができなくなっても家族がそれを代行することが法的に許可されていません。よって、認知症になるまえにすべき手続きがあります。
楽天カード、楽天銀行、楽天証券をセットで使えば、分配金・配当金が楽天銀行に入り、楽天カードの支払いに使われます。生活費も楽天銀行を引き出せば大丈夫と考えていましたが、認知症になった時に「家族が楽天銀行から出金」がNGになります。これは盲点でした。
さて、私もあれこれやってきて、年金補填代わりのPFの完成間際ですが、8月下旬ごろに資産の棚卸を思い付きでやってみました。
証券口座の内訳まで記述すると総額がばれてしまうため、預貯金、個人年金、証券口座の割合だけにしています。(※株式投資に関しては含み益を除いた8月末時点の資産です)
預貯金は「臨時な出費」のためのバッファだと考えるなら割合が多すぎるようです。
60歳定年で年金貰える65歳までの繋ぎのつもりで深く考えずに契約した個人年金ですが、改めて契約内容を確認すると65歳からの受取りになっているものがあります。足りない分を株ゲームでコツコツ稼ぐ必要があるため、証券口座にもう少し資金を移すことになります。
65歳までの戦略は決まりましたが、そこからどうするのか。
ざっくりと…
年金補填には分配金・配当金でカバー
臨時の出費には預貯金を使う
インデックス投信で少しでも増やす
年金補填PF 40%
インデックス投信 30%
現金 30%
70歳になったら毎年の生前贈与
80歳になったら
インデックス投信を全売りして現金化
何歳まで生きるのか分かりませんが、臨時の出費はこれでカバーできるはずです。
そして、年金補填PFは最終的に相続になります。
私が万が一認知症になった場合は生前贈与した分を生活費にしてもらいます。
9月22日
買い NF日経ダブルインバ(4株)
買い NF日経インバ(200株)
S株買い 計288,122円
積水ハウス(3株)
日本たばこ産業(1株)
セブン&アイ・ホールディングス(2株)
IGポート(7株)
大阪ソーダ(4株)
信越化学工業(1株)
第一三共(2株)
東映アニメーション(2株)
リクルートホールディングス(2株)
ダイキン工業(2株)
日立製作所(2株)
ソニーグループ(1株)
キヤノン(1株)
バンダイナムコホールディングス(2株)
アシックス(2株)
エフピコ(2株)
任天堂(2株)
三菱商事(1株)
サンリオ(1株)
丸井グループ(2株)
イオン(4株)
みずほリース(4株)
野村ホールディングス(10株)
SOMPOホールディングス(1株)
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(2株)
三井不動産(4株)
東海旅客鉄道(2株)
ANAホールディングス(6株)
KDDI(4株)
東宝(2株)
共立メンテナンス(2株)
S株売り 計154,074円
ファナック(5株) +570
三井住友フィナンシャルグループ(14株) +1484
みずほフィナンシャルグループ(15株) +1320
前日比
日本株PF-0.0123% TOPIX+0.49% 高配当50ETF+0.27%
9月24日
S株買い 計368,935円
積水ハウス(2株)
日本たばこ産業(1株)
セブン&アイ・ホールディングス(1株)
IGポート(3株)
大阪ソーダ(4株)
信越化学工業(1株)
第一三共(2株)
東映アニメーション(2株)
リクルートホールディングス(2株)
ダイキン工業(2株)
日立製作所(1株)
ソニーグループ(2株)
ファナック(2株)
キヤノン(2株)
バンダイナムコホールディングス(2株)
アシックス(2株)
エフピコ(3株)
任天堂(2株)
三菱商事(1株)
サンリオ(2株)
丸井グループ(2株)
イオン(1株)
みずほリース(3株)
野村ホールディングス(3株)
SOMPOホールディングス(2株)
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(2株)
東京海上ホールディングス(4株)
三井不動産(2株)
東海旅客鉄道(2株)
日本郵船(2株)
ANAホールディングス(2株)
KDDI(4株)
東宝(2株)
東映(1株)
共立メンテナンス(4株)
スクウェア・エニックス・ホールディングス(1株)
カプコン(2株)
コナミグループ(1株)
Aiロボティクス(1株)
S株売り 計20,306円
イオン(11株) +297
前日比
日本株PF+0.0322% TOPIX+0.23% 高配当50ETF-0.19%
9月25日
買い NF日経ダブルインバ(4株)
買い NF日経インバ(100株)
S株買い 計248,374円
日本たばこ産業(1株)
セブン&アイ・ホールディングス(1株)
IGポート(2株)
大阪ソーダ(3 株)
信越化学工業(1株)
第一三共(2 株)
東映アニメーション(1 株)
ダイキン工業(1株)
ソニーグループ(1 株)
ファナック(3株)
キヤノン(1株)
バンダイナムコホールディングス(1株)
アシックス(2株)
エフピコ(5 株)
任天堂(1株)
サンリオ(1株)
丸井グループ(2株)
みずほリース(3株)
野村ホールディングス(7株)
SOMPOホールディングス(2株)
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(2株)
東京海上ホールディングス(1株)
三井不動産(4株)
東海旅客鉄道(2株)
ANAホールディングス(2株)
KDDI(4株)
東宝(2株)
東映(2株)
共立メンテナンス(1株)
スクウェア・エニックス・ホールディングス(1株)
カプコン(3株)
Aiロボティクス(1株)
S株売り 計33,240円
NFユーロ・ストックス50指数(為替ヘッジあり)(12株) +624
前日比
日本株PF+0.2201% TOPIX+0.47% 高配当50ETF+0.46%
9月26日
S株買い 計101,993円
積水ハウス(1株)
セブン&アイ・ホールディングス(2株)
IGポート(2株)
大阪ソーダ(4株)
信越化学工業(1株)
第一三共(2株)
日立製作所(1株)
ソニーグループ(1株)
ファナック(1株)
エフピコ(4株)
丸井グループ(3株)
野村ホールディングス(10株)
SOMPOホールディングス(1株)
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(1株)
東京海上ホールディングス(1株)
KDDI(6株)
S株売り 計539,166円
Aiロボティクス(2株) +1200
リクルートホールディングス(9株) +2250
アシックス(6株) +612
東海旅客鉄道(6株) +414
共立メンテナンス(21株) +1134
サンリオ(4株) +1324
カプコン(5株) +290
東宝(6株) +1080
東映(3株) +408
三井不動産(20株) +540
東映アニメーション(8株) +448
バンダイナムコホールディングス(5株) +470
みずほリース(40株) +1120
スクウェア・エニックス・ホールディングス(2株) +-42
コナミグループ(1株) +175
ANAホールディングス(10株) +175
前日比
日本株PF+0.5189% TOPIX+0.05% 高配当50ETF+0.42%
週末集計
楽天証券枠(日本株)+SBI証券(旧ネオモバ)枠 の推移グラフ(週)
米国株の推移グラフ(週)
※今週からmoomoo証券を追加
投資信託の推移グラフ(週)
※今週からPayPay証券を追加
日本株+米国株+投資信託の推移グラフ(週)
日本株+米国株+投資信託の先週比
含み益:+3,779,482 円 先週比 +230,685 円
実現損益(累積):+5,275,165 円 先週比 +12,664 円 ※税引き後
配当金(累積):2,381,969 円 先週比 +0 円 ※税引き後
タグ :