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真の投資家とは「伝説の7大投資家」

伝説の7大投資家
伝説の7大投資家 (著)桑原晃弥

「伝説の投資家」と呼ばれている7名の生い立ちとか投資手法とか晩年の在り方などがコンパクトに解説されていますが、それぞれの人柄なども想像できるため、「自分はどのタイプを目指すのが良いんだろうか」のように妄想できます。さらに「真の投資家とはこの人だよね」のように自分が抱いている投資家のイメージに当てはまる人物がいるのならば、その人物の書籍も読んでみるという流れになります。

第1章 「ウォール街のグレートベア」ジェシー・リバモア
第2章 「イングランド銀行を潰した男」ジョージ・ソロス
第3章 「百聞は一見に如かず」ジム・ロジャース
第4章 「成長株集中投資の大家」フィリップ・フィッシャー
第5章 「伝説のファンドマネジャー」ピーター・リンチ
第6章 「オマハの賢人」ウォーレン・バフェット
第7章 「バフェットの師」ベンジャミン・グレアム

あくまでも私の個人的な感想というか印象ですが…

ジェシー・リバモア氏
→ ギャンブラー
→ 他人の損失を自分の儲けにする

ジョージ・ソロス氏
→ 資産を増やすことに拘る
→ 最終的には名声が欲しかった

ジム・ロジャース氏
→ 自分の考えが正しいことを証明したい
→ 投資だけの人生には拘らない

フィリップ・フィッシャー氏
→ 投資とは何なのかを徹底している

ピーター・リンチ氏
→ 徹底した調査の上に判断する超慎重派(ゆえに失敗しない)

ウォーレン・バフェット氏
→ 自分が裕福になるためではなく社会をよくしたいための投資(ゆえに広い視野で物事を判断する)

ベンジャミン・グレアム氏
→ 真の伝説の投資家

ベンジャミン・グレアム氏の章からキーワードを抜粋
「緻密な分析を行ったうえでやるのが投資、それ以外は投機である」
「株券ではなく企業の一部を所有する」
「日々の株価にこだわることなく長期保有を心がける」
「安全域を持つ」
「真の投資家にとって株を売る理由はあまりない」
「一つは正しく考えること、もう一つは独力で考えることです」

短期売買はあくまでも投機ですので、大儲けする可能性があれば大損する可能性もあり、今がどちらになるのか見極めが重要です。投機ではなく投資なら日々の株価の上げ下げや過去のチャートを見るのではなく、企業そのものを徹底的に調べて分析することが重要で、そこには経営者も含まれます。

長期的な投資というスタンスを貫いているのは、フィッシャー氏、リンチ氏、バフェット氏、グレアム氏です。この企業なら間違いないと自分が判断して買った株なら「必要に迫られて現金が必要になった」という場合を除けば売る必要はないは4氏とも同じです。

想定外に株価が下落してしまった場合は自分の判断が間違っていたとなります。しかし、下落した要因が何なのかは冷静に分析する必要はあり、“地合い”で下落しているだけなら売る必要はない。

要するに深く考えずになんとなく買って、地合いが悪い時に大幅に下落して狼狽え売りなどするから損をするということです。

買う時が一番重要。

株ゲームも慣れてくると“勢い”とか“なんとなく”で買ってしまうことが多いです。そのように買った銘柄は下落した時に買ったことを後悔します。株ゲームを始めた当初のころのように、買うまでに「あーでもないこーでもない」と悩むことが必要だと大反省です。

カテゴリ : 書籍など



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ミニベロおやじの写楽です。フォトマスター検定1級。健康マスター。ダイエット検定1級。食生活アドバイザー3級。QC3級。FP3級。色彩検定3級。情報処理技術者試験1種。購入したデジカメは50台、自転車は11台。ブロンプトンで日本一周を達成、ブルベのSR達成。最近はデミオDで遊んでいます。雨の日は映画三昧。アウトドアも始めました。

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