現物取引でそれなりに利益を確保しようと思えば、「決算跨ぎで上昇した時」と「主に3月と9月の権利取りで上昇した時」に売却するのが分かりやすいです。しかし、前回までも決算跨ぎが上手くいく割合が少なかったのですが、今回は銘柄をできるだけ増やして試してみました。
さて、結果はいかに…
武田薬品(4502)
増収増益、自己株買い
配当目的で買った「武田薬品」ですので、大きく下落しなければ問題ありません。10月中旬の下落時に買いましたが、決算発表が近づくにつれ下がっていきました。どうなることかと心配しましたが「自己株買い」発動のお陰で上昇。
中部電力(9502)
減収減益
2週間前から徐々に下がっていました。起死回生の決算を期待しましたが、残念ながら大きく下げ、含み損がいっきに増えました。
九州電力(9508)
増収減益増配
九州電力も事前に下げていましたが、予想外に良い決算だったことで持ち直しましたが、残念ながらあっという間に下落しました。
あすか製薬ＨＤ(4886)
前期との比較がなく既に10月中旬に下落済みでした。決算発表の直前から戻して、発表後も少し上昇して、再び下落に転じました。
トヨタ自動車(7203)
増収増益、自己株買い
※11月4日13時24分発表
取引時間内での発表でしたので当日中に上昇しています。翌日からは少し下落していますが、時間差で2100まで駆け上がっています。
リコー(7752)
増収減益増配
キヤノンの決算につられて10月下旬に下落済みです。決算の内容が微妙過ぎてどう転ぶのか分かりませんでしたが、少しずつ戻しました。
ヤマダホールディングス(9831)
減収減益
※11月4日9時発表
取引時間内での発表でしたので当日中の動きが心配でした。その日は無反応だったため油断していると時間差で下落していきました。なぜか戻したかと思えば、勢いよく下落して現在は420を切っています。
プレス工業(7246)
増収増益、自己株買い
決算まで殆ど株価が動かず、決算発表日に全て売却してしまったプレス工業です。似たような業種のフタバ産業がボロボロだったため怖くなって手仕舞いしたのですが、なんと「増収増益、自己株買い」の爆上げ間違いなしの決算でした。日々の終値では最高で423でしたが、高値は434です。平均取得単価333円で700株買っていただけに、安値で手仕舞いしたことが悔やまれます。
株価が500円辺りだったフタバ産業、340円辺りだったプレス工業、現在は両社の株価は逆転しています。
セブン銀行(8410)
減収減益
※11月4日13時発表
ここは決算跨ぎとは権利取り跨ぎをすべき銘柄ではありません。NISA枠で買った100株を残しているだけですので、気にしません。
広島ガス(9535)
減収増益
既に株価は下がっていた広島ガスは減収増益の微妙は決算です。下がりもしないという雰囲気でしたが、ジワジワと分からない程度に下げています。
続く。
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