初心者向けマネー誌に掲載されている「お勧め銘柄」を買ってはダメな理由は、超シンプルです。誰でも分かるような情報が出ている銘柄の株価は既に高まっていて、マネー誌を見て買うと“高値掴み”になるからです。買いたい銘柄があるなら観察銘柄リストに入れておいて大きく下落した時に買えば良いです。ただ、初心者だとそれが分からずに買ってしまい、数か月間も「含み益がマイナスになってる。哀しい」という日々を送ります。
さて、「ダイヤモンドZAi(ザイ) 2021年 11月号」です。
あくまでも付録目当てです。これまでに買ってきた銘柄が正解だったのか検証するのにちょうど良いのです。さっそく70銘柄をチェックしてみると28銘柄が増収増益でした。まだまだ銘柄選びに甘さがあるようです。
この付録の本来の使い道は「銘柄選び」です。「これからどれを買うべきか」の判断材料のひとつ“割安度”の目安がさくっと分かる一覧表になっています。「大儲けしなくても良いので、小遣い程度で株ゲームを楽しみたい」なら株価が低く(できれば500円以下)、割安(できれば50%以上)な銘柄を選べば、ゲーム感覚で遊べます。まずはそれに慣れてから株価が1000円以上、2000円以上の銘柄に手を出すと良いです。
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