2021年8月11日

「FUJIFILM X-T4 + XF16-80mm」で朝陽を撮ってみる

昨年は「新しい機材を買ったら朝の散歩で試す」が定番でしたが、今年はあまり機材を買っていないため“朝の散歩”をサボっています。

「FUJIFILM X-T4 + XF16-80mmF4 R OIS WR」を購入して気分が高まっているうちに朝陽を撮ってみることにします。『「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」で朝陽を撮ってみる』から一週間経っていないため、ほぼ同条件での撮影になります。

撮影機材
・FUJIFILM X-T4
・XF16-80mmF4 R OIS WR


時刻は5時5分、そろそろ日の出の時刻ですが、あの山の上から出てくるため、結構なタイムラグがあります。


野鳥たちも涼しい時間帯に活動するのか、日の出を待っている間にもあちこちで元気よく野鳥が飛び回っています。実はこの後の散歩コースでも、珍しいモズの集団を見かけました。


5時18分、太陽が出てきました。テレ端での写りは可もなく不可もなく普通です。保護フィルターを外すのを忘れたので、その影響は少しあるのかもしれません。


ワイド端も開放絞りで撮影。ちょっと雲が多いので、ここではフジカラーマジックの威力半減です。


フジカラーマジックの威力なのか、なかなか良い演出です。


今日は朝陽ですがもっと赤みが出る夕陽を狙ってみると面白いかもしれません。


肉眼だとこのようには見えないので、「どのように写るんだろう」という楽しさがあります。


ただ、ここでは過剰演出気味ですので、オリンパス機のような素直さが欲しいです。匙加減が難しそうですが。

ここからは“重箱の隅”です。


撮影中はワイド端だとピントが合っているのかまったく分かりません。


中央部分をピクセル等倍切り出し。レンズ単体の販売価格が9万円ちょっとの標準ズームレンズとしては十分合格点かと思います。


テレ端でもピントの山がさっぱり分からないので、へたにMFで合わせようとせずAFを信じるしかありません。


中央部分をピクセル等倍切り出し。テレ端はちょっと甘いかなという印象ですが、やはり標準ズームレンズでここまで写るなら全く問題ありません。ハッキリクッキリを求めるなら明るい単焦点レンズの出番です。


f/4,1/180秒,ISO160,+0.7補正,16mm


中央部分をピクセル等倍切り出し。ここは昼間の明るい時間帯でないとなんともいえませんね。


f/4,1/120秒,ISO320,+0.7補正,80mm


中央部分をピクセル等倍切り出し。太陽が雲の中に隠れていしまい、コントラスト不足で判定不可です。

今日はここまで。

この先の1週間は雨予報になっているので、防塵防滴を信じて雨中撮影をするのかどうか。