2021年7月4日

花遊庭の七月「梅雨と夏の狭間」

自宅から徒歩で片道60分の距離にある「花遊庭」に毎月通っています。ウォーキングにちょうど良い距離であり、ちょっと撮影を楽しむにはちょうど良い庭園だからです。

雨が降るのか降らないのか微妙な中を歩き始めると30分ほどで、傘がいるほど雨が降り出したり止んだりと一貫性のない「曇り時々雨」そのものです。

今日の撮影機材は「SONY RX10M4」です。撮影旅行にちょうどいいスーパーオールラウンダーですが、肝心の旅行に行けない状況ですので、出番が全くありません。このままでは「要らんかったかもしれん」となってしまうため、最近になって“撮影散歩”に使うようにしました。

「SONY RX10M4」は開放絞りでいけるため、今回も全て開放絞りで撮りました。


この距離で1型センサーで換算24mm相当なら被写界深度に収まるので、撮影直後にピント確認の必要性はないようです。


「SONY RX10M4」をちょっと使うだけだと「全然寄れない」となりますが、換算70mm相当辺りならここまで寄れます。ただ、撮影中にピントが合っているのかさっぱり分からないため、ここでは連写を数回繰り返して30枚ほど撮っています。


晴天日だと1型センサーの欠点みたいなものを感じますが、今日の様に小雨だと結構良い感じに写ります。


ここは明るい単焦点レンズのようにはいきません。


絞りf/4、換算184mm相当


絞りf/4、換算390mm相当

このカメラで面倒な点はピントが合う位置まで撮影者が後退する必要があることです。オリンパスのどんなレンズでも寄れるが当たり前になっていると、寄れないカメラやレンズを使うとストレスに感じます。


赤いバラの雫が良い感じ。ここもひたすら大量に撮影しました。


ピクセル等倍切り出し。


ここも小雨だと結構良い感じです。


パシッとピントが合ったように思えても拡大表示再生してみると合っていません。何度も何度も撮り直す必要があります。


ピクセル等倍切り出し。


フルサイズ機ならそれなりに良い感じになるケースでも1型センサーだと仕方ありませんね。


それでもレンズが良いだけに1型センサーのカメラとは思えない写りをします。

花遊庭が夏バージョンの切り替わるのはもう少し先でしょうか。