2020年8月7日

出足好調「カメラ、はじめてもいいですか? 1巻」

話題の漫画。ポチッのタイミングあるのでようやく買いました。


カメラ、はじめてもいいですか? 1巻


第一巻の登場人物
主人公 ミト X-T20
隣のお姉さん チサト X-T3
ミトが通う高校の写真部 モア PENTAX KP
同じく写真部 毒島(ぶすじま) RICOH GR III
チサトの友達 ナギ Nikon Z50

第一巻のざっくりとした話の流れ
高校入学と共に独り暮らしを始めたミトが隣の部屋のチサトから写真のモデルを頼まれる。
楽しそうに撮るチサトを見たミトはカメラに興味を持つ。
ミトはチサトから借りたカメラを学校に持っていく。
帰り際、綺麗な夕陽を撮ってみた。それを偶然にも見ていたモアと毒島。ミトと友達になる。
チサトの友達であるナギを紹介され、写真撮影の取り組み方にもいろいろあることを教わる。
ミトはチサトに誘われて星空撮影のために美ヶ原へ行く。その光景に感動する。

写真部に入って活動するかと予想しましたが、物語はチサト主導でいっきに難易度が高い「星空撮影」まで進みます。
第一巻でのモアと毒島の役割は「いろんな機材があるんだよ」と読者に伝える程度です。第ニ巻で写真部の活動が描かれるのでしょうか。

方向性が難しい題材ですが、大きな出来事もなく“なんとなく”日常的なお話に終始するような気がします。


主人公が使う機材は「X-T20 + XF35mmF2 R WR」です。短期間で売却しましたが私も使ったことがある組み合わせです。見た目もオシャレで小さいボディに小さいレンズで“いかにも”という感じをさせないので、カメラ女子が最初に使う機材としては良い選択肢だと思います。

“カメラ女子”ブームがいつから起きたのか分かりませんが、メーカーが“カメラ女子”を意識して製品開発&販売活動をするようになったのは、マイクロフォーサーズ機の「DMC-G1」と「E-P1」ですね。(前者は女流一眼隊、後者は宮崎あおいさん)


過去にはいくつかの“カメラ女子”の漫画がありました。他にも「閃光少女 全3巻」も持っていましたが、ネット買取の数合わせで出したところ3冊で7円というふざけた買取額でした。

どの作品も長期連載にはなっていないため、さて「カメラ、はじめてもいいですか?」はどのくらい続くのでしょうか。