2019年7月19日

「50mmF1.4」「50mmF1.8」「45mmF1.8」比較

7月17日

7月に入ってからは雨続きのため、ウォーキングコースでレンズの試し撮りを繰り返す日々ですが、同じ被写体を撮ることでレンズの性能が分かりやすいともいえます。

ズームレンズの比較
「α6400 + E18-135mm」試し撮りパート2
「α6400 + E18-135mm」試し撮りパート3
「E18-135mm」の比較対象は「ED 14-150mm F4.0-5.6II」
「α6400 + TAMRON 35-150mm」は写りが最高

単焦点レンズの比較
「EF50mmF1.4USM」を「α6400」で試す
勢いで「E 50mm F1.8 OSS」も購入

「CANON EF50mmF1.4USM」「SONY E 50mm F1.8 OSS」との対象に選んだレンズは「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」です。

「35mm判換算焦点距離」で比較するなら「CANON EF50mmF1.4USM」「SONY E 35mm F1.8 OSS」「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」になりますが、APS-C、フォーサーズがフルサイズを“トリミングしたもの”だと想定するのなら実焦点距離で比較することが妥当かもしれません。


左から「CANON EF50mmF1.4USM」「SONY E 50mm F1.8 OSS」「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」です。並べてみると「45mm F1.8」のコンパクトさがよく分かります。この大きさで「45mm F1.8」ですからマイクロフォーサーズらしいレンズであるともいえます。

雷の爆音で午前3時に起こされ、かなりの寝不足状態ですが、雨が止んだため出勤前の撮影散歩に出発。


f/1.8,1/1600秒,ISO200,焦点距離45mm

昨年末の試し撮りの時に「これはイルミネーションを撮るために作られたレンズなのか!」と驚かされたほど玉ボケが綺麗ですので、雨上がりのこういうシチュエーションにも最適です。この1枚だけで今日は十分に満足です。


f/1.8,1/2000秒,ISO200,焦点距離45mm

絞らずに開放で撮るべきレンズです。


f/1.8,1/1250秒,ISO200,焦点距離45mm

「こんなに小さいレンズなのにボケがとても綺麗」それがこのレンズの特徴です。実のところピンポイントの用途のレンズであるともいえます。


f/1.8,1/800秒,ISO200,焦点距離45mm

定点観測みたいですが、比較のための被写体としては最適です。背景ボケに関しては今のところ一番綺麗なレンズです。


等倍切り出し

ボケの綺麗さとのトレードオフなのか、オリンパスのレンズにしては描写は甘め。


f/1.8,1/1250秒,ISO200,焦点距離45mm

AFだと厳しい被写体ですが、拡大表示させながらならAFで大丈夫。


等倍切り出し

「CANON EF50mmF1.4USM」よりはマシというレベルです。


f/1.8,1/640秒,ISO200,焦点距離45mm

「このレンズで何を撮るのか」それが課題になるレンズともいえます。


f/8,1/125秒,ISO200,焦点距離45mm

「35mm判換算焦点距離」90mmの単焦点レンズですので、風景撮りに使うこともありません。ポートレート用途のレンズですが、バランスを考えると似合うのは「PEN E-PL9」でしょうか。


等倍切り出し

遠景の絞りF8でも少し甘め。

私の場合、「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」は「綺麗な玉ボケを撮りたい」時に使うレンズという位置づけです。