2016年1月11日

撮影機材を超断捨離(G9Xを購入)

年末から始めた“大掃除”ですが、未だに終わりません。場所によっては20年振り、15年振り、10年振りの掃除であるわけで、出てくるモノの大多数が今となっては価値のないものであり、客観的に見ればゴミの範疇かもしれません。“想い出”など全て排除して、要るモノだけ拾い上げ、その他は全て捨てることにしました。

PC関連に引き続き、書籍や漫画も大量に処分しました。並行して映像コレクションも処分していますが、とにかく多すぎるため少し時間が掛かりそうです。

断捨離をやり始めると何やら面白さを感じ始めて、次は何を捨てようかと考えてしまいます。家の中が少しずつ広くなっていく様子を見ていると、変な達成感すら覚えます。

いつかはやらなければと思いつつ、自転車ほど場所を占有するモノではないため、数年以上放置していた過去の趣味のモノがあります。

それは「撮影機材」です。


とりあえず断捨離のために一通りに並べてみました。最後に使ったのがいつだったのか思い出せない機材がたくさんあります。使ったものだけ拾い上げる方が簡単です。

ここ3年以内に使った記憶があるものを拾い上げて、その残りは要らないものです。コンデジの場合は買い替えのタイミングで下取りに出せば良かったのですが、通販を利用した場合はどうしても古いのが残ってしまいます。その他に関しては何かしらの想い出みたいなものがあって、使いもしないのに残していました。


これらを全て売却します。オークションなら結構な値段がつきそうですが、そういう手間が掛かることは嫌いなため、デジカメ遊び全盛期に通ったキタムラの○○店に持ち込みます。

「E-P1」に関しては、これのレンズキットの「M.ZUIKO DIGITAL ED14 -42mm. F3.5-5.6」を娘が使っているため、3000円で娘に引き取ってもらうことにしました。娘の「OM-D E-M5」のバックアップ用途になるかもしれません。

元箱に一通り収めて、大量に店内に運び込みます。買い取り予想価格は20万円。低くても15万円。という皮算用で、それを資金に新たな機材をどれにしようか余計な妄想をしていたわけです。いやいやまた使いもしないものを買ってしまうのか。

ところが、予想もしなかった結果に…

なんと「CANON EF300mm F4L IS USM」が壊れていて引き取り不可という査定結果。このレンズを最後に使ったのは2008年7月ですから、店頭で7年半振りに通電したタイミングで壊れた可能性大です。長期間放置した電子機器というものは通電させたタイミングで壊れることがあります。大昔のマニュアルフォーカスのレンズなら何十年経っても使えるのですが…

それでも「完動品なら58000円前後」という予想外に低い買い取り価格。修理にいくら掛かるのか分かりませんが、今日の所は修理後に売却という段取りで預けました。


そして、使用頻度が殆どない「SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM」も予想の半額程度しかならず、皮算用とはほど遠い総額6万円で決着。撮影機材は資産であるわけですが、使わないものは資産とは言えません。大昔のクラシックカメラならインテリアになりますが、デジタルカメラにはその価値はありません。

S5IS、テレコン、ワイコンのセット品はゼロ査定。古いMFのレンズもゼロ査定。その代わりに擦り傷だらけのX10とレンズが汚れているLF1に良い値段がついたのは意外でした。

今さら誰が買うのかというE-1が500円、E-300レンズキットが1000円、30Dが1000円。まだ需要があるのか50-200mmは12000円。


で、あの大量の機材はこうなりました。「CANON PowerShot G9X」です。いやはやスッキリしたものです。G9Xは週末価格とかで44300円で、ゼロ査定だったS5ISが「何でも下取り1000円」になって43300円。よって16700円のお釣り。当初の皮算用では「OM-D E-M5 Mark II Limited Edition Kit 」を買ってしまうかと思っていたのですが、買い取り価格が低すぎたことが逆に余分な機材を買わずに済んだという結果となりました。

残した機材は何なのか。


・OLYMPUS PEN E-PL7
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
・M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
・M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
・M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
旅行などで使います


・OLYMPUS E-3
・OLYMPUS E-510
・LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH.
・LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.
・ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
・ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
・EC-14
・EC-20
・FL-50
・FL-36
こちらは真剣に撮る場合に使います。

望遠側が足りなくなりましたが、ライカD14-150mmに1.4倍テレコンを使えば最大で420mm画角となります。もちろん過去に試しましたがAFは利きます。
大相撲名古屋場所2008

自転車旅の途中で撮影も多少なりともするための機材として「RICOH GX200」「FUJIFILM X10」「Panasonic DMC-LF1」という遍歴があり、最後に「E-PL7」を投入しました。しかしながらミラーレスといえどもレンズ込みでは大きさが問題になります。


そこで、「FUJIFILM X10」の路線で再び検討して選んだのが「CANON PowerShot G9X」だったわけです。といっても検討時間は10分ほどです。


この大きさならウエストバッグに収納しても気になりません。

以上が撮影機材を超断捨離したお話でした。

追記.(1月19日)
ようやく修理見積もりが届きました。1月10日に預けて19日ですので、キヤノンは時間が掛かりすぎです。


見積もり金額は19743円。ただし、実際に修理をしてみて他にも不具合があれば、上乗せされるようです。

追記.(1月29日)

修理代金が19743円、買い取り金額が見積もりより随分低い50850円でした。これにて撮影機材の超断捨離は終了です。