今の時期に「E-PL7で何を撮るか」は深く考える必要は無く、すんなり「コスモス」となり、愛知県内や近県でコスモスの撮影ポイントはいくつかあります。西は「なばなの里」や「木曽三川公園」、東は「浜名湖ガーデンパーク」、北は「花フェスタ記念公園」でしょうか。
JR長島駅まで輪行して、ぐるっと時計回りで「なばなの里」、「木曽三川公園センター」、「138タワーパーク」、「フラワーパーク江南」、そして時間に余裕かあれば「花フェスタ記念公園」というコスモス巡りでもしようかと考えましたが、なんだか面倒になってパス。
そこで、自宅から自走でも往復110km程度に収まりそうな、岐阜県可児市にある「花フェスタ記念公園」に行くことにしました。もちろん自走ですので、ブロンプトンではなくROMA(改)を使います。
6時40分頃に自宅をスタート。逢妻女川のコスモス畑で小休憩後はノンストップで「花フェスタ記念公園」に到着。自宅から約55kmもの区間が向かい風となっていて、朝から疲れました。
今日は時間を気にせずに撮影を楽しむことができます。遠征の時にこのような場所に立ち寄っても、ささっと急ぎ足で流して終わらせてしまうことが多く、とても撮影に時間を費やす時間などありません。観光と撮影に時間を割り当てる場合は必然的に走行距離を減らす必要があるため、先に進めたかった「日本一周」の時は常に時間との闘いでした。
本日の撮影機材は下記のシンプルな構成です。
・OLYMPUS PEN E-PL7
・M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
・M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
「花フェスタ記念公園」のコスモス畑は“おまけ”みたいなもので、バラが主役です。「花フェスタ記念公園」のキャッチコピーが「世界に誇るバラ園」ですから、バラが咲いていない時の「花フェスタ記念公園」は観光客が非常に少なく活気が全くありません。バラ祭りの期間中は休憩場所を探すのも苦労するほど混雑しているのですが。。。
1週間後からバラ祭りが始まりますが、それに合わせているかのように少しずつ開花しています。定番すぎますが、「ミツバチとバラ」のカットを1枚。絞り値をf8にしても動き回るミツバチが被写界深度から外れてしまうため、3度目のチャレンジでなんとか収まってくれました。被写体ぶれを防ぐためにISO感度を800まで高めてシャッター速度を稼ぐ必要があります。
こんなところにバッタが隠れていました。この手のカメラの宿命ですが、眼にピントを合わせるためにMFも併用。
東ゲートから入ると一番奥にある「黄花コスモス園」。観光客の記念写真ポイントとなっています。子供を撮るのなら「花畑」を演出させる楽しさがありそうです。
「黄花コスモス」そのものを撮っても面白くないため、「黄花コスモス」を背景にしてバラを撮ります。しかし、イメージ通りにバラが都合よく植えられているわけでは、1輪ずつチェックしながら「黄花コスモス園」をぐるっと周回。光の向きなども考慮する必要があるため、今日のところはこれが限度。
園内に3箇所あるコスモス畑のうち「花トピア前の花壇」は撮影の対象にならないため、残るは「噴水池の東側」になりますが、“コスモスの花”を目的に来園した場合は、たぶんガッカリするでしょうね。バラ祭り期間になると入園料が高くなりますが、バラが満開になった時に訪問するのがやはりお勧めです。少なくとも半日は楽しめます。
この状況下でもなんとか“絵”になるように工夫するのも写真撮影という趣味の楽しさの一つです。平面に植えられているコスモスではこのような構図で撮ることは不可能ですので、それなりに楽しめました。
最後に通路沿いに“おまけ”程度に植えられている黄花コスモス。こちらは一つの品種で統一されているため、前ボケ、背景ボケを絡めて撮ってみました。
ということで約2時間の滞在後に撤収。14時30分前に帰宅。
デジタル一眼レフを持ち出さなくても「E-PL7」で十分に写真撮影を楽しめました。自転車での移動を考えると「E-PL7 + 9-18mm + 14-150mm」が私には限度です。それ以上の機材(重量および体積)を運搬する気にはなりません。
走行距離:111.53km
獲得標高:1128m
アベレージ:24.1km/h