2008年9月18日

道楽カメラが続々と登場

過去に遡れば「CONTAX Tvs DIGITAL」という道楽カメラがありました。ちょっとクセが多いデジカメで“当たれば”素晴らしい写りをしましたが、なかなか当たらず、とても“気軽に使うコンデジ”というアイテムではなかったです。(手に負えなくて売却しました)

時を経て、各メーカーから“気軽に使える道楽カメラ”がいろいろと発売され、拘りだけでなく実用性もある一定のレベルに達しているものが多いようです。

CANONのGシリーズも「G7」からは“オヤジ好みのカメラ”という開き直ったコンセプトにしたことで(たまたまなのか意図してやったのか分かりませんが)、道楽カメラの仲間入りです。実際、G7は良いカメラでした。写りも良く、作りもしっかりしている、クラシカルなデザイン、そしてあのカメラケース、たぶん私の世代にはウケが良かったのではと思います。(S5IS購入時に売却しました)

とりあえず、私が注目しているオヤジ好みの道楽カメラを羅列してみます。(一部の超高額製品は対象外とします)

CANON PowerShot G10
パナソニック LUMIX DMC-LX3
リコー GX200

用途が限定される「リコー GR DIGITAL II」と「シグマ SIGMA DP1」はパス。

「OLYMPUS E-1」登場時からE-1に搭載されているコダック製のCCDを使ったコンデジが発売されることを期待してきましたが、結局現れることはなく、新規格のマイクロフォーサーズのコンデジ版もその気配すらない状態。マイクロフォーサーズも結局のところパナソニックの営業的な都合で用意されたような雰囲気で、あくまでもFZシリーズの上位ラインナップでしょうか。パナソニックのフォーサーズ機があまり売れていない事情からして仕方がないかもしれませんが、“ついで”で良いからコンデジ版を作って欲しいものです。

話を戻して「CANON PowerShot G10」「パナソニック LUMIX DMC-LX3」「リコー GX200」はそれぞれ魅力があり、価格も近いため私同様にターゲットをどれにしようか悩んでいる人が多いかもしれませんね。

g10.jpg

一番手堅いのは「CANON PowerShot G10」でしょうか。拘りのアイテムとしての仕掛けがより多くなって、“昔”を知っているカメラオヤジにはウケがとても良さそうです。G10が発表された時は、あまり興味を持てませんでしたが、数時間後に改めて製品ページをチェックしてみたところ、あの3個のダイヤルに物欲がウズウズしてきました。CANONさん、やるな。オヤジの物欲をどうやったら動かすことができるのか分かってきましたね。

“デジカメで遊ぶ”路線なら「パナソニック LUMIX DMC-LX3」でしょうか。デシカメネタとして楽しめそうですがその先があるのかがちょっと心配。

ここであえて「リコー GX200」という選択もありますが、「G10」登場後となると存在感が薄いような。

でも実は、大注目している機種が他にあります。それこそまさに“道楽”の称号がつきそうなデジカメです。