新しいデジカメを買ったら最初にすることは「犬の散歩のついでにパチリ」、そしてその次は「デンパークで色鮮やかな花をパチリ」です。
今回もさっそくデンパークへ出向き、E-1の発色具合をテストしてみました。
色の再現性のチェックは帰宅してからのお楽しみなのですが、E-1で撮っていると「やっとカメラらしいデジカメが登場したな」と思えてきました。ストレスなくシャカシャカ撮れることはもちろん、ファインダーの見やすさもグッド、標準ズームレンズ単体でもかなり寄ることができ花の撮影も難なくクリア。銀塩一眼なら当たり前のことが「デジカメだから」とできていない機種が非常に多いが、E-1はオリンパスが社運を賭けて世の中にリリースした製品らしく「撮影」に関しては満足できるデジカメです。
さて今回のテストの結果…
変に小細工をしない絵作りがE-10/20の特色ですが、E-1も同じ系統ゆえに絵作りに関してはE-10/20を継承していると私には見えます。Eシリーズの場合はRAWで撮影して、現像段階でユーザ好みの味付けをするのが基本だと私は勝手に思っていますので、「E-20といっしょで良かった」と一安心です。「味付けをする」と言っても私は余程のことが無い限りレタッチをしません。せいぜいアンシャープマスクを軽くかける程度。私は「素」が好きなんです。
今回の撮影は「曇り空の屋外」と「屋内」だったため、新型CCDの売り文句「ダイナミックレンジの広さ」を実感するに至りませんでした。
※サムネイルをクリックすると大きい写真が表示されます。
絞り優先AEで撮影。露出補正あり。記録方式はRAW。OLYMPUS Studioで現像。
PhotoShop Elements2.0でリサイズ後、アンシャープマスク(軽め)。jpg(80%)で保存。